"Unreal Tournament"(アンリアル・トーナメント)は、スポーツ系FPSと呼ばれるゲームである。FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)における三大ゲームHalf-Life、Quakeと並ぶUnrealの系統。Unrealがシングルプレイ主体である事に対し、Unreal Tournament(以下UT)はマルチプレイを主体としたFPSである。
ネットコードやサーバーブラウザも軽く、総じて良好なゲームではあるが初代UTが良すぎた為かUT2003、2004においては日本のプレイ人口は少ない。ゲームエンジンの仕様が公開されているため、ユーザー主導で製作されたMOD、Mutator(MODよりも規模の小さいルールの一部分だけを変更するモジュール)や追加マップが非常に多く、質も高いものからジョークまでバラエティに富んでいる。
2006年1月現在、ゲームエンジンを一新するUnreal Tournament 2007が開発中。
Unreal Tournament
それまでの
FPSの基本的な
ゲームモードであるDeathMatchやTeamDeathMatch等にAssaultというオブジェクト攻略型のゲームモードを搭載した事や、
BOTの性能がそれまでと比べて極めて優秀であった事等から人気を博し、発売された1999年にGame of the Yearを獲得する。
登場する武器はUnrealと基本部分はほとんど変わらず、各武器に二種類の攻撃方法が存在する。一般にプライマリ(以下1st)・セカンダリ(以下2nd)と呼ぶ。
BOTの難易度は全部で8段階あり、一定毎にできる事が違う。特に6段階目くらいになると人間には不可能な動作(Dodgingした後にDodging等)を行ってくる。ただ、それまでのBOTと同じように予め(開発者によって)決められたルートを通る為、倒す事は(基本的には)容易である。
ゲームモード
- DeathMatch:FPSでは定番のゲームモード。自分以外は全て敵。
- TeamDeathMatch:赤と青の二つのグループに分かれて戦うDeathMatchと並んで定番のゲームモード。
- CaptureTheFlag:敵陣にある旗を自陣に持ち帰る事で得点が手に入る。
- Domination:三つの独立したオブジェクトの色をチームの色に変えることで得点が入る。
- Assault:オブジェクト攻略型のゲームモードで、オブジェクト攻撃と防衛に分かれて戦う。
- LastManStanding:Health・Armor・武器弾薬をフルで所持した状態で一定のDeathによって終了するモード。
用語
- Dodging(ドッヂング):同じ方向キーを二回連続で押す事により行うステップのような動作。
- Telefrag(テレフラッグ):Translocatorと呼ばれる簡易ワープ装置で他キャラクターと重なった時に片方が死ぬ事。
- ShockCombo(ショックコンボ):ASMD ShockRifleのセカンダリにプライマリを当てる事で起こる爆発の事。
銃器
- Impact Hummer:接近戦でしか使えないが、1stを押し続ける事によって威力が上がる。
- Enforcer:拳銃。1stは命中率が高く、2ndは連射性に優れるが命中率が悪い。
- GES BioRifle:緑色の液体を噴出する武器。2ndを押し続ける事によって貯める事ができる。
- ASMD ShockRifle:1stは即着性のビーム・2ndは丸いプラズマ弾を出し、2ndに1stを当てる事でShockComboという爆発を起こせる。
- PulseGun:1stで緑色の弾を出し、2ndで収束ビームを出す。
- Ripper:1stは跳ね返る円盤を、2ndは着弾と同時に爆発する円盤を射出する。
- Minigun:簡易ガトリングガン。威力が高く扱いやすいので禁止されているサーバーも在る。
- FlakCanon:1stはショットガン、2ndは榴弾を射出する。
- RocketLauncher:スポーツ系においての定番武器。2ndはグレネードを射出。
- SniperRifle:FPSにおいては存在しない事が無い程の定番武器。
- Redeemer:小型核弾頭。2ndでリモコン誘導が可能。
キャラクターの所属
(stub)
MOD
- RocketArena:LastManStandingの1LifeOnlyVersion。日本においては人気が高い。
- MonsterHunt:Assaultの防衛側をUnrealに登場したMonsterに変更した物。
- Oldskool:Unrealの武器やMonster等のデータが詰まったMOD。
- OperationNaPali:シングルプレイ用MODで、Coopする事を前提として作られた。
Unreal Tournament 2003
2002/10/25に発売された初代UTの続編。UnrealEngine2による綺麗なグラフィック、ゲームモードAssaultの廃止・BombingRunの追加や動作の変更、新要素Adrenalinの追加等が行われた。しかし、新エンジンによる必要スペックの上昇、追加・変更されたゲームモードがそれまでにあったゲームモードよりも質が低い、などの理由で初代UTユーザーをそれほど取り込めず、
id Softwareの
Wolfenstein等の他社の優良な作品が出た事によって売り上げが芳しくなかった。そのためあまり時を置かずUT2004が発売される事となる。
銃器は初代UTよりも弱体化が図られており、よりエイミングを必要とするようになった。
新たなゲームモード
- BombingRun:Map中央にある弾を敵陣のゴールに入れると得点が入る。入れ方によって得点が異なる。
- DoubleDomination:Dominationを変更し、二つのオブジェクトの色を同じにし、数秒保つ事でその色のチームに得点が入る。
用語
- DodgeJump:Dodging中にJumpをする事が可能になった。
- DoubleJump:Jump中にJumpする事。
- Adrenalin:特殊行動が使用可能になるポイントで、マップ内に在るカプセルを取ったり、敵を倒すと上昇する。
銃器
- ShieldGun:1stは溜める事によって一撃必殺の威力を持ち、2ndは使用限度のあるバリアを張ることが出来る初期武器。
- AssaultRifle:1stで銃弾、2ndでグレネードを発射する初期武器。
- Ges BioRifle:初代UTよりも連射速度が落ちた。
- ASMD ShockRifle:初代と殆ど変わらず。
- LinkGun:初代UTのPulseGun
- MiniGun:初代UTよりも威力が下がり、1stと2ndが逆になった。
- FlakCanon:初代UTと殆ど変わらず。
- RocketLauncher:2ndがグレネードから三発まで溜められるロケット弾に変更。1stは溜め撃ち不可に。
- LightningGun:スナイパーライフルから置き換えられた電撃銃。発射元がわかりやすくなった。
- Redeemer:初代UTと特に変化なし
- IonPainter:1stで狙った敵に衛星砲を当てる為のビームを放出する。2ndでズーム。
Unreal Tournament 2004
2004/3/18に発売されたUT2003の続編。UT2003を基本にして新たなゲームモードであるOnslaughtの追加やAssaultの復活等様々な追加・変更を加えており、単なる二番煎じとはなっていない。搭乗可能な戦車やVTOL機などがこのバージョンからゲームモードとして本格的にサポートされている。
ただ、2006年1月の日本においては未だ初代UTのサーバーに人が多数出入りしているのに対してUT2004は数人が出入りしている程度であり、(日本において)成功しているとは言い難い。
新たなゲームモード
- Assault:初代UTにあったオブジェクト攻略型ゲームモード。
- Onslaught:Nodeと呼ばれる中継ポイントを自チーム色に染めて敵のコアに繋ぎ、コアを破壊するゲームモード
ファーストパーソン・シューティングゲーム
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