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Sh15uya』(シブヤフィフティーン)は、田﨑 竜太が総監督を務める特撮テレビドラマ作品。2005年1月10日から3月28日にかけて、月曜深夜3:12~3:42にテレビ朝日で放送された。また、雑誌「特撮エース」にて同作品の漫画版の連載がされていた。

概要・ストーリー


コンセプトは渋谷のようで渋谷ではない「バーチャル世界《シブヤ》」(Shibuya 109の隣に108(東映)が建っていたり、道路標識などの表記もカタカナのシブヤとなっていたりする)を舞台に繰り広げられるストリート系SFXアクションドラマ。5人の15歳の少年少女らの「戦い」を描いた作品で、彼らの心情や葛藤も描き出している。

「特撮=子供向けのジャンル」という海外ではあまりみられないにもかかわらず日本国内には広く定着している誤った既成概念を払拭することを念頭におき、一味違う作品観を提示している。また、田﨑竜太、白倉伸一郎をはじめとする平成仮面ライダーシリーズの制作陣が結集している点(ちなみに、全12話を執筆した米村正二は、翌年の『仮面ライダーカブト』でメインライターを務める事になる)や、同シリーズの出演キャストがゲスト出演している点なども話題となっている。

主人公の少年ツヨシを、女性である悠城早矢が演じているのも特徴的である。

また、エンディングが毎回少しずつ変化していき最終話で、真のエンディングとなるようになっている点も面白い。

主な登場人物


ツヨシ悠城早矢
本名:マミヤツヨシ。記憶がない状態でショータとして目覚め、口の中から"シブヤから出ろ レヴ"と書かれたメモが出てくる。死んだ人物のことを覚えている、《シブヤ》のルールに疑問を抱くなど、《シブヤ》の中では特殊な存在。ひとつ前の人格は「レヴ」。15歳の誕生日に両親の依頼で矯正施設に収容された。
エマ新垣結衣
本名:不明。《シブヤ》システム開発のきっかけとなった凶悪事件を起こした。《シブヤ》システム作成過程のミスで植物状態となっており、《シブヤ》内でしか生きていけない。《シブヤ》内では、唯一マージ能力をもちピースを倒すなどかなり特殊な存在。以前、アサギと同じ顔の少女(当時の人格不明)と友達になるがピースに殺され、戻ってきた同じ顔の少女に自分の記憶がないことにショックを受け、以後、人との関わりをもたないようになった。
アサギ芳賀優里亜
本名:アキシマヒトミ。ラブゲンのボス。ピースにロックオンされるが死亡せずに"ヨジレ"となり、ラブゲンを離れる。一度、ラブゲンのボスに復帰するも、ハルの持っていた両親の写真が自分の持っている両親の写真とまったく同じ人物であることにショックを受け自殺(急行「シブヤ」に轢かれる)をはかり、一瞬、現実世界へと戻るがすぐに《シブヤ》へと戻されると同時にロックオンされ、死亡。ゴスロリファッションの別人格「ミウ」として蘇る。
リュウゴ山下亨
本名:ナイトウシゲキ。パルハンズのボスだがDJに乗っ取られ、ツヨシ・エマの側につく。
DJ植原卓也
本名:タケモトカズヒコ。ブンカムのボス。ブンカム消滅後、アサギ→リュウゴと次々と乗り換え、最終的にはパルハンズを乗っ取る。
ミキオ加藤真央
ケンゴ弓削智久
タトゥーショップ「KOYA」のオーナーであり、ギャンググループも一目置く存在。《シブヤ》を監視し、管理している存在だが、あくまでも管理者でしかなく詳細は知らされていない。
オオトモ唐橋充
事件を起こしたエマの精神鑑定を行った教授で《シブヤ》をつくり出した人物でもある。「レゲエのおっさん」や「アコーディオン奏者」の姿で《シブヤ》に不法侵入し、ツヨシに意味深な言葉をかけていた。現実世界で何者かに殺害された為に《シブヤ》システムの制御法を知る人物がいなくなった。
イガヤ
理事長。
ピース (マーク武蔵

ゲスト


設定


《シブヤ》システム

オオトモが作成した、問題を抱える15歳の少年少女を矯正する為のシステムであり、渋谷(渋谷区ではなく渋谷駅を中心とする街としての渋谷)をモチーフとしたバーチャル世界。尚、本編中では映画『THE MATRIX』などに見られるような外部装置の類は登場せず、どのような方法で少年少女をバーチャル空間へと送り込んでいるのかは不明である。

ピース

"壊れた"15歳をロックオンし殺すシステムであり《シブヤ》の大きな特徴のひとつである。"壊れた"15歳の手の甲には、ロックオンと同時に紋章があらわれ、近くにいる人物がピースへと姿を変え襲ってくる。ロックオンされたら素直に殺されるのが《シブヤ》のルールであり、ロックオンされたにも関わらず生き残った者は"ヨジレ"と呼ばれる。また、ピースを殺すと、ピースは元の人間の姿に戻り何事もなかったかのように行動をする。ロックオンされていた者の手の甲の紋章も消える。

ロックオンされた人物
  • チコ (Face.01) - 死亡
  • アサギ (Face.02-04) - ロックオンされるが、エマがピースを倒したため生き残る→ヨジレ
  • ナミ (Face.05) - 死亡
  • アサギ (Facd.06) - 二度目のロックオン→死亡
  • ツヨシ (Face.07-08) - ロックオンされた人間の皮膚から作られた携帯ストラップを渡されるが、携帯ストラップを燃やしピース消滅
  • ミキオ (Face.08) - 死亡
  • エマ (Face.08) - 生き残りヨジレとなる
  • ツヨシ (Face.10) - 生き残りヨジレとなる→ホールと共にエマに殺される(エマを助ける為)
  • ミキオ (Face.11) - 死亡(リストア大会後)
  • エマ

ギャンググループ

《シブヤ》には以下の3つのギャンググループが存在する

LOVEGEN - ラブゲン -
  • エリア:道玄坂
  • メンバー
    • アサギ - ボスだが、ヨジレになりラブゲンから離れる
    • ナミ - アサギの抜けたラブゲンのボスになるが、ピースに殺される
    • チコ
    • ハル

BUNKAMU - ブンカム -
  • エリア:文化村通り
  • メンバー
    • DJ - ボス
    • BM - ナミに殺され、パルハンズのパシリのショータとしてリセットされる

PALHANDS - パルハンズ -
  • エリア:公園通り
  • メンバー
    • リュウゴ - ボスだが、DJに乗っ取られツヨシ・エマの側につく
    • ミキオ
    • DJ - ブンカム消滅後パルハンズに乗り換え、ボスにまでなる
    • エマ - リストア大会後の《シブヤ》では、パルハンズのボス
    • ショータ(演:中村康平) - パシリ
    • ショータ(演:小浜良太) - パシリ
    • ツヨシ - パルハンズの一番下っ端、パシリのショータとして目覚めるが自分がツヨシであることを思い出す
    • (ミウ) - リュウゴの女→DJの女

用語

壊れる
他人を死においやる程傷つけるなど犯罪性の高い行動、反社会的な行動をとる者。壊れた者はロックオンされるが、万引きカツアゲ程度ではロックオンされない。
リセット
《シブヤ》で死んだ者が別の人物となって生き返ること。
リストア
記憶の書き換え。
リストア大会
大規模な記憶の書き換えで《シブヤ》内の15歳全員の記憶を書き換えた。
ヨジレ
ピースにロックオンされながらも殺されなかった者。
マージ
エマだけがもつ特殊能力である。戦闘に適した姿(マージスーツ)へと変身<マージ>し、ソードやバズーカなどのエフェクトによる攻撃が可能となる。現実世界で植物状態のエマがこのスーツを着用していたことから一種の生命維持装置のようなものであると考えられる。
死体回収車
死亡した人間を回収にくる自動車。見た目はごみ収集車

スタッフ


放映リスト


  1. Face.01 フィフティーンズ
  2. Face.02 ボーダーライン
  3. Face.03 ランナウェイ
  4. Face.04 ハンティング
  5. Face.05 デストラップ
  6. Face.06 ダイブアウト
  7. Face.07 リセット
  8. Face.08 デッドエンド
  9. Face.09 レヴ
  10. Face.10 ピースメーカー
  11. Face.11 セカイノオワリ
  12. Face.12 リアル

商品


CD

  • 「Sh15uya」コロムビアミュージックエンタテインメント COCX-33078
  • 「Sh15uya -SHIBUYA FIFTEEN ORIGINAL SOUND TRACK-」コロムビアミュージックエンタテインメント COCZ-1017

DVD

  1. Sh15uya VOL.1 東映ビデオ
    • コレクターズパック DSTD06720
    • 通常盤 DSTD06697
  2. Sh15uya VOL.2
  3. Sh15uya VOL.3
  4. Sh15uya VOL.4
  • 『Newtype THE LIVE特撮ニュータイプ』2005年5月号付録 Sh15uya Special Edition DVD

書籍

  • Sh15uya VISUAL & DATA BOOK 角川書店

その他

漫画版


雑誌「特撮エース」No.007号からNo.010号まで連載されていた矢吹豪の漫画作品。東映監修。同名のドラマ作品の漫画化作品であるが、単なる漫画化という訳ではなくストーリー展開は大幅に変更されている。また、「特撮エース」No.010号にはこれとは別に新間大悟による漫画『Sh15uya 渋谷十五』も掲載されている。こちらも同様に東映監修。

登場人物もドラマ版のものと比べて少なく、ほぼ、ツヨシ、エマ、ケンゴの3人のみでストーリーが展開される。また、ドラマ版では多く描かれていたギャンググループ同士の抗争はあまり描かれておらず、"ラブゲン"、"ブンカム"、"パルハンズ"といった名称は登場せず、アサギが少しストーリーに絡んでくるのみでリュウゴ、DJの名前は登場しない。

ドラマ版との相違点

  • ドラマ版ではツヨシが目覚めたときに口から"シブヤから出ろ レヴ"というメモが出てきたが、漫画版では壁に"シブヤを出ろ レヴ"と書いてある。
  • ドラマ版では自分でツヨシという名前であることを思い出したが、漫画版ではエマに教えられた。
  • ピースの風貌が大きく違う、また、ロックオンの紋章があらわれるのがドラマ版では手の甲だが、漫画版では額。
  • ピースを倒してもロックオンの紋章が消えない。
  • 仮想空間へ送り込むための外部装置の描写がある。

外部リンク


東映特撮作品 | テレビ朝日のテレビドラマ | 2000年代の特撮作品 | 漫画作品 し | 月刊少年エース

 

This article is licensed under the GNU Free Documentation License. It uses material from the "Sh15uya".

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