SFX(エスエフエックス)とは、Special Effectsの略で、映画や特撮ドラマで現実には見ることのできない画面効果を実現するための特殊な技術のことを指す。特殊効果、特殊撮影と訳される。特に、撮影現場で作られる効果を指すようになってきている。
SFXはしばしば目に見えない。つまりあまりに自然すぎて、観客はそれがSFXであることを気づかないのである。これは歴史映画などで多い。
"FX"のつづりは、英語で発音したとき"effects"に類似、もしくは全く同じ発音になることからである。「SFX」という略語は、元は映画評論家・中子真治の造語で、氏と付き合いのあるリチャード・エドランドなどの特撮マンによってアメリカに伝えられたという説もある。
1980年代以降はコンピュータグラフィックスなどの映像を後から加工する技術が生まれ、それらはSFXに対して「VFX」(Visual Effects、視覚効果)と呼ばれている。映画業界ではSFXとVFXは別々のものとしてはっきりと区別する傾向が強いが、一般には浸透しておらず混同されている。また、場合によっては両者が複雑に組み合わさって映像効果が作り出されているため、ここではVFXにあたる技術も併載する。
1935年、RKOスタジオはテクニカラーを使用した初の商業映画「ベッキー・シャープ」を製作。カラー映画を製作できることは、映画の見た目のリアリティーを強くした。 第二次世界大戦中、白黒映画は新しく人気の出てきた戦争映画ではもっとも一般的だったが、新しい現象が映画製作者に及んでいた。ミニチュアの使用である。
1942年映画製作者たちは、船から離れている飛行機や海を横切っている航空母艦の艦隊の複雑なショットをつくるため、大きなプールとミニチュアの船と飛行機を使用して撮影した。波を生み出す特別な機械も使い、リアルなショットをつくることができた。「ウイングス(1942)によるShipsのような映画は、模型の船、飛行機とミニチュア花火技術に戦争の彼らの描写を頼りました」(Rickitt、23)。このことは観衆へ質問を投げかけた。何が本物で、何が本物ではないか、ちゃんと分かっているか、と。
そして1977年、新しい超大作映画がマーケットに現れた。ジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」である。スター・ウォーズには独自の特殊効果が満載だった。 ルーカスはストップモーション・アニメーションの技術を頂点まで極めさせた。ストップモーション自体はすでに50年間もの間使われていた技術だったが、ルーカスは非常に滑らかな動きを作り出した。しかし、そのたった16年後には、新しい技術が誕生し、1コマずつ撮影する特殊撮影は時代遅れになる。
(翻訳中)
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