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K-1(ケイ-ワン)はヘビー級を中心とする新しい形のキックボクシングのイベント。大阪の空手道場である正道会館館長の石井和義とNo.1選手だった佐竹雅昭が中心となり、あえて旧態依然のキックボクシングの名を使わず、ショーアップしてTVの電波に乗せることで人気スポーツ・イベントとなった。

概説


  • Kは「空手」、「キックボクシング」、「カンフー」、「拳法」などの立ち技格闘技、あるいは「格闘技」そのものの頭文字を意味する。巷では、「王=king」、「神=カミ」、「金=カネ」などの意味があるとの噂があるが、その真偽は定かではない。1993年に始まった。創始者は当時正道会館館長、株式会社ケイワン社長の石井和義。空手、キックボクシング、カンフーなどの打撃系格闘技を統合して最強の格闘者を決めようショーを行うというのが設立のコンセプトである。
  • 一般に知られるK-1のイベントは、フジテレビが主催、フィールズ2005年から)が冠スポンサーの「K-1 WORLD GP」である。過去には、ツムラアルゼ2004年まで)が冠スポンサーだった。
  • 日本テレビ日本人選手を主軸とする「K-1 JAPAN GP」シリーズを1998年から2004年にかけて放送した。JAPANシリーズは打ち切りになったものの、ワンデートーナメントのJAPAN GP大会のみ2005年からフジテレビが中継する。
  • 2002年にはミドル級部門を設立、「K-1 WORLD MAX」シリーズを立ち上げる。このシリーズはTBSが放送している。(地上波放送から数週間後以降にTBSチャンネルBS-iでも放送)
  • 2002年12月に石井和義がK-1の全役職を辞任し、現在は谷川貞治がイベントプロデューサーを、角田信朗が競技統括プロデューサーを、それぞれつとめている。
  • 2003年ラスベガス大会でマイク・タイソンボブ・サップの接触があって以来、世界から注目を浴びる。その結果、フランソワ・ボタなどボクシングのかつての実力者の参戦が相次いでいる。*また、この年の12月31日には「K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!」を開催、曙太郎ボブ・サップの対戦で世間の注目を集め、この試合はTBSが中継したが、KOシーンでは瞬間最高視聴率が初めてNHK紅白歌合戦を上回った。また、アレクセイ・イグナショフが膝蹴り一撃で中邑真輔をKOした(後に無効試合となる)。
  • 2004年にはPRIDEに対抗して総合格闘技にも進出、5月22日に「K-1 Championship ROMANEX」(放送TBS)を立ち上げた。
  • ボブ・サップ藤田和之の日米野獣対決で話題を呼んだが、藤田が1R 2分15秒で蹴り倒して圧勝。同時に中邑真輔やジョシュ・バーネットなど新日本プロレス勢が全勝した。その他は須藤元気B・J・ペンなどが勝利を収めた。
  • 本来公平なジャッジを下す事が義務付けられるのだが、放送局,K-1側がプッシュしている選手は判定では負けているのに勝っていることがよくある。、「もはやWWEと同じく格闘技では無くショーだ」と一部で酷評される事もある。

テーマ曲


  • K-1 WORLD GPシリーズのテーマ曲はプリンス(Prince)(当時はジ・アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・プリンス(The Artist Formerly Known As Prince))のアルバム「ゴールド・エクスペリエンス(Gold Experience)」収録曲の「エンドルフィンマシーン(Endorphinmachine)」。エンディング曲は同じくプリンスの同アルバムの収録曲の「ゴールド(Gold)」。(フジテレビ中継)
  • K-1 JAPAN GPシリーズのテーマ曲はB'zのボーカリストである稲葉浩志の「AKATSUKI」。(日本テレビ中継)
  • K-1 WORLD MAXシリーズのテーマ曲はガンマ・レイ(GAMMA RAY)のアルバム「ノー・ワールド・オーダー(No World Order)」収録曲の「インダクション(Induction)」。オープニングテーマはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)の「レクイエム ニ短調 K.626 第3曲 セクエンツィア」。(TBS中継)

基本的なルール


  • 7.2メートル四方のリングで試合を行う。ロープは4本
  • パンチ、キック、ひざなどの打撃技のみが使用が許される
    • ローキックの使用は無制限に許されている一方、ひじ、頭突きなどは反則となる。もちろん投げ技、寝技は反則である
  • 通常は3分5ラウンド。トーナメントは3分3ラウンドで延長もあり
  • 勝敗は以下の要素で決定する
    • ダウンして10秒以上に立ち上がれない、もしくは立ち上がれても続行が不能である(ノックアウト)
    • 1ラウンドに2回ダウンした場合(2ノックダウンシステム、トーナメント戦の決勝以外でよく使われる)、もしくは3回ダウンした場合(3ノックダウンシステム)
    • レフェリー、医師が続行不能と判断した、もしくはセコンドによってタオルが投げ入れられた場合
    • 決着がつかずに試合が終了した場合は、レフェリーおよびサブレフェリー2名による判定

ボクシングとは異なり、足による打撃が認められている。また、一般的なキックボクシングと違い、ひじを用いてはならず、バックハンドブローにも制約がある。

これらはあくまでK-1のオフィシャルルールに過ぎず、実際の興行では、異なるルール、例えば総合格闘技ルールやそれとの折衷ルールの試合も行われている。

TV放送


K-1 WORLD GPシリーズ

  • 1993年の第1回からフジテレビで放送され、1997年の大会から全国ネットに格上げされた。また、CS放送フジテレビ721でも放送されている(CSの放送はステレオ2音声の放送となり、第1音声は通常の実況放送。第2音声はリングノイズ=実況音声なしで会場内音声のみの放送となる)。
  • しかし、ここ数年は大会の予選数が増加しており、大抵のレギュラー枠のスポンサーがなかったり、また、大会自体によっては、予選が放送されない地域もある。
  • 現在の司会は、女優の藤原紀香とタレントの長嶋一茂が担当している。
  • WORLD GPはほとんど土日祝日に開催されている。海外での開催の場合は日曜日の夜か深夜に放送されることが多く(場合によってはゴールデン、7:00~)、日本国内開催の場合はその日の夜(主に21:00~)に放送されることが多い。下記のMAXとは違い、大抵は主要カードを全てO.Aする(但し一部のカードはラウンドのカットやダイジェストとなることはある)。リザーブファイト、オープニングファイト、フレッシュマンファイトは放送されない。
  • テレビ放送でのナレーターは武居“M”征吾。2006年4月30日の放送からは鈴木英一郎
 VHSやDVD版のナレーターは青嶋達也奥寺健

K-1 WORLD MAXシリーズ

  • ミドル級、70kg契約。
  • 2002年の第1回からTBSテレビ系列で放送されており、2月の日本代表決定トーナメントを皮切りに、年4回(2月・5月・7月・10月)行われている。
  • WORLD MAXは平日(主に水曜日、一部土曜日)に開催されることが多い。放送時間は平日開催の場合は大抵21:00~22:54であり、土曜日開催の場合は19:00~20:54にO.Aされる。最近ではメインの試合が放送終了の約5~10分前に終わる(以前はメイン終了後まもなくエンドロールが流れていた)ため、その後にベストバウトのカードを何試合かもう1回O.Aする。但し、全カードをO.Aすることはほとんどなく、一部はダイジェストあるいは完全にカットされるカードもある。

K-1 PREMIUM Dynamite!

HERO'S

  • 2005年7月・9月の「HERO'S」(2004年に行われた「ROMANEX」の後続イベント)では、本大会で決勝に残った2人が、大晦日の「Dynamite!」で決勝を行うことになっている。また、「HERO'S」、「ROMANEX」は共にTBSテレビ系で放送。また、地上波の放送から数週間後以降にBS-iやCS放送・TBSチャンネルでも放送される(K-1 WORLD MAXシリーズも含む)。

K-1 JAPAN シリーズ

  • 1997年から日本テレビ系列で放送開始。2004年の6月の大会を最後に事実上打ち切りとなり、現在では終了しているシリーズである。
  • 日本人ファイター育成を目的に立ち上げられたシリーズだが、総合格闘技に挑戦したり、日本人ファイターと規格外の体格を持った所謂モンスター系のファイターとを対戦させるなど、実験的要素の多いシリーズでもあった。
  • テレビ放送のナレーターは垂木勉。VHSやDVD版は基本的にナレーターなし。

優勝・準優勝者


K-1 WORLD GPシリーズ

1993年 ブランコ・シカティック(クロアチア)/アーネスト・ホースト(オランダ)
1994年 ピーター・アーツ(オランダ)/佐竹雅昭(日本)
1995年 ピーター・アーツ(オランダ)/ジェロム・レ・バンナ(フランス)
1996年 アンディ・フグ(スイス)/マイク・ベルナルド(南アフリカ)
1997年 アーネスト・ホースト(オランダ)/アンディ・フグ(スイス)
1998年 ピーター・アーツ(オランダ)/アンディ・フグ(スイス)
1999年 アーネスト・ホースト(オランダ)/ミルコ・“クロコップ”・フィリポビッチ(クロアチア)
2000年 アーネスト・ホースト(オランダ)/レイ・セフォー(NZ)
2001年 マーク・ハント(NZ)/フランシスコ・フィリォ(ブラジル)
2002年 アーネスト・ホースト(オランダ)/ジェロム・レ・バンナ(フランス)
2003年 レミー・ボンヤスキー(オランダ)/武蔵(日本)
2004年 レミー・ボンヤスキー(オランダ)/武蔵(日本)
2005年 セーム・シュルト(オランダ)/グラウベ・フェイトーザ(ブラジル)

K-1 WORLD MAXシリーズ

2002年 アルバート・クラウス(オランダ)/ガオラン・カウイチット(タイ)
2003年 魔裟斗(日本)/アルバート・クラウス(オランダ)
2004年 ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ)/魔裟斗(日本)
2005年 アンディ・サワー(オランダ)/ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ)

選手


主要K-1選手

MAX(ミドル級、70kg契約)

過去にK-1に参戦した著名選手


関連項目


外部リンク


K-1 OFFICIAL WEB SITE 総合格闘技 | キックボクシング

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