K点は、ジャンプ台の着地斜面の下部に位置し赤い線が引かれており、この位置を境にして着地滑走路の傾斜曲率が変わる。2005年現在の採点法ではK点を飛距離の基準とし、飛距離点は着地地点とK点位置のプラスマイナスでを計算する。
着地区域の開始点はP点(独: Punkt, 英: P-point)と呼び、青い線が引かれている。
着地地点は前述の傾斜路の曲率がより平坦になり着地時に危険が伴なうことから、これ以上飛ぶと危険であるという「極限点」を意味するKritisch Punkt (英: critical point)の意味として1972年に日本で開催された札幌オリンピック当時は用いられていた。
競技中においても最も飛距離の長い選手であっても着地地点がK点を超えないように、大会運営者はスタート地点の高さや助走路の長さを調節して設定していた。その後、滑空中の姿勢を含む滑空技術・着地技術・競技服等が大幅に進歩したことでジャンプ場の完成時に固定されていたK点を越える、いわゆる「K点越え」のジャンプが可能になり、極限点の意味は事実上意味をなさなくなった。
かつてのK点の役割に相当するものは「ヒルサイズ」と呼ばれ、K点より遠くに設定されている。選手がこの距離を超える飛行をすると、危険のため競技の続行について審議される。また、K点距離が同じであってもジャンプ台によってヒルサイズは異なる。すなわち、現在ではジャンプ台の大きさは「K点=Xm、ヒルサイズ=Ym」というかたちで示される。
長野オリンピックでジャンプ競技がおこなわれた白馬ジャンプ競技場のK点は、ノーマルヒルで90メートル、ラージヒルで120メートルである。