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株式会社ジェーシービー(JCB Co., Ltd.)は、日本における業界最大手のクレジットカード会社。同社が展開するJCBは日本発祥かつ米国系以外で唯一の国際クレジットカードブランドである。

社名は前身の「日本クレジットビューロー」(Japan Credit Bureau)の頭文字から、JCBブランドマークの青・赤・緑は設立に関わった当時の東洋信託銀行日本信販三和銀行コーポレートカラーを採ったものである。

ブランドのスローガンはfuture,together.、「JCBを世界で通用する国際クレジットカードブランド」にすることを目指している。

会社の概要


  • 商号 株式会社ジェーシービー
  • 設立 1961年(昭和36年)1月25日
  • 事業内容 クレジットカード業務、クレジットカード業務に関する各種受託業務、融資業務、信用保証業務、集金代行業務、ギフトカードの発行・販売業務
  • 代表者 代表取締役社長 信原啓也
  • 資本金 66億1610万円

本社等の所在地

主な株主

2006年3月31日現在(括弧内は発行済株式総数に対する所有株式数の割合)

  1. 株式会社りそな銀行 (9.98%)
  2. ジェーシービー従業員持株会 (8.39%)
  3. 株式会社三菱東京UFJ銀行 (7.07%)
  4. 太陽生命保険株式会社 (6.98%)
  5. 株式会社三井住友銀行 (6.87%)
  6. TIS株式会社 (3.51%)
  7. 三菱UFJ信託銀行株式会社 (3.47%)
  8. 大同生命保険株式会社 (3.43%)
  9. 三信株式会社 (3.42%)
  10. 日本興亜損害保険株式会社 (3.06%)

沿革


  • 1961年 日本信販創業者の山田光成と三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)によって「日本クレジットビューロー」設立。
  • 1967年 アメリカン・エキスプレスと提携し国際カード発行開始。
  • 1968年 北海道拓殖銀行と「北海道クレジットビューロー(HCB)」を設立。
  • 1978年 社名を現在の「ジェーシービー」に変更。
  • 1981年 日本のカード会社として初めて、独自の国際展開をスタートさせる。
  • 1982年 ゴールドカード発行開始。
  • 1988年 1983年に開園した東京ディズニーランドと加盟店契約、同園のオフィシャルカードとなる。
  • 1990年 アッパープレミアムカード(一般にいうプラチナカード)である「ザ・クラス」、若年層向けゴールドカード「ネクサス」発行開始。
  • 1994年 東京都三鷹市にJCBカードセンターを開設。
  • 1998年 北海道拓殖銀行の破たんに伴い、北海道クレジットビューロー(HCB)を「ジェーシービー北海道」として子会社化。
  • 2001年 画期的なリボルビング払い専用カード「JCB Arubara」発行開始。
  • 2005年 ジェーシービー北海道を吸収合併。

発行形態


日本

JCBグループ
ジェーシービーグループ」の項目を参照せよ。

JCBブランド発行会社
主に流通系クレジットカード会社や信販会社などと提携し、それらの会社が発行するクレジットカードにJCBブランドのライセンスを供与し、JCBの加盟店でも利用出来るようにしたものである。JCBグループが発行するJCBカードと違い、与信審査・カード発行・会員への請求業務・問合せ業務などは、JCBブランド発行会社が行う。JCBブランドのサービス(後述)以外のJCBグループが発行するJCBカード向けの各サービスは殆ど利用出来ない。(ブランド発行会社のサービスに準拠している。

=JCBブランドカード発行会社の一覧
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海外

1981年に国際展開を開始した当初は、JCB(本体)の現地法人などが在外邦人向けにJCBカードを発行していたが、近年、特にアジア地域で現地の銀行やノンバンクイオンクレジットサービスの現地法人を含む)と提携し、現地人向けにもJCBカードを発行をしている。これらのJCBカードも国内のブランド発行会社のJCBカードとほぼ同じ扱いになる。

他社からの受託提携


株式会社アイワイ・カード・サービス

2002年から発行を開始したアイワイカードJCBは、イトーヨーカ堂などの出資で2001年に設立したアイワイ・カード・サービスのクレジットカードだが、殆どの業務(具体的には与信審査・カード発行・請求・問い合わせ等)をJCB本体に委託(アウトソーシング)しており、アイワイ・カード・サービスが単独で行っている業務はイトーヨーカ堂向けのポイントシステムの運用(クレジット無しのアイワイポイントカード関連も含む)と会員募集等に留まっている。2004年からUFJカードのライセンスによるアイワイカードVISAも発行しているが、VISA加盟店でのオーソリゼーション業務など ごく一部を除いて引き続きJCB本体へアウトソーシングしている。

結果、アイワイカードJCBはJCB自社発行と変わらない為、ジェーシービーグループのJCBカードとほぼ同等のサービスが利用出来る。

小田急電鉄株式会社

従来小田急百貨店ハウスカードと各種ポイントカード発行のみであったが、2004年から小田急グループ共通のポイントカード(OPカード)と、UFJニコスライセンスによるVISA/MasterCardブランド及びJCB提携のOPインターナショナルカードを発行するのにあたり、OPインターナショナルJCBカードと従来のハウスカード 及び ポイントカードの会員募集以外の業務を全てアイワイカードと同じくJCB本体へ、OPインターナショナルVISA/Masterカードに関する会員募集以外の業務をUFJニコスへそれぞれアウトソーシングしている。

ジェーシービーグループ各社発行の主なカード


  • ここではプロパーカードの類を掲載した。年会費は税込み。提携カードは提携カード項に掲載の事。

スタンダード

2002年頃から使われている本体と一部FC会社発行の券面デザインは、中央にブラックホールのような渦巻きが描かれており、種類によってその全体色とロゴタイプの色が変わる。
一般カード・J1(グレー地に黒文字)
ごくスタンダードなカード。年会費は1312円、J1は学生専用カードで年会費無料。
グランデ(エメラルド風の地色に黒文字)
旅行保険機能が強化されたもの。プロパー・提携カードの表面左上に「GRANDE」表記があるのが多い。年会費は3150円
レディス(ラベンダー色地に黒文字)
一部のFC会社で発行されている女性専用カード。年会費等は一般カードと同等。

プレミアム

JCBゴールド
スタンダードなゴールドカード。「犯罪被害傷害保険」や「空き巣被害見舞金」が付帯されているのが特徴。 2004年度からネクサス(ヤングゴールドカード)を統合した為、入会資格が20歳以上となり、限度額も低めに設定(50万円~)されている。年会費は1万500円。
JCBゴールド ザ・クラス
JCBでの最上級カードで、利用実績または年収等で入会が許されるもの。バブル期にスーパーゴールドカードとして発行開始されたが2004年頃から券面がブラックカードとなる。年会費は5万2500円。

支払可変型

Arubara(アルバラ・地紋が旧JCBデザインで水色)/X-Times(エックスタイムス・白黒地に黄色文字)
2001年に発行開始されたアルバラは、使った分全てがリボ払い(あるとき払い)となり、OkiDokiポイントが通常の2倍積算となる。また、リボルビング専用では初めて未成年学生にも発行するカードであり、若年層をターゲットにしたものである。
規定の締め日までにその利用分(残債)全額を翌月一括払いに(指定)する事で、リボの手数料(利息)がかからずにポイント2倍とする技も有ってか、発行開始から暫くの間人気カードとなった。
その後2004年からは総限度額をカードローン利用に充当した「Arubara<タイプL>」も発行開始している。

X-Timesは「あるとき払い」ではなく、締め日までに指定が無ければ原則全ての利用分が「分割10回払い」となるもので2001年から発行開始された。

付加価値型

LINDA(リンダ)
女性向けのカードとして、特徴有る3~4種類のデザインから券面が選べ、美容院ブティックなどでの優待サービスが豊富。明細書に化粧品等の試供品がよく同封される。年会費相当(データ維持料)は毎月105円で一定条件を満たせば無料。男性でも入会できる。
  • 年度や時期によってさまざまなキャッチコピーがある。
U-29(アンダー29)JCBカード
男性で29歳以下をターゲットに2003年11月から断続的に10ヶ月間限定で試験発行されたカードで、LINDAの男性版のようなサービスを備えていた。券面が全面黒色でクールなカード。
E.GO(イーゴ)
U-29を進化させたもので「男を磨く」をコンセプトにしており、それに沿った内容の会報誌等が明細書に同封される。
限度額3万円の一括払い専用の「SakuttoCashing」や利用額1%キャッシュバック、プレーンな3種類の券面デザインが特色の他、LINDAとのコラボレーション企画(LINDA女性会員と合わせて優待など)も不定期に行われてる。 月会費105円で一定条件を満たすと無料。

JCBブランドのサービス


これらはJCBブランドの供与されているほぼ全てのカード(一部国内発行カード限定)で利用できる。

海外旅行関係

  • JCBプラザ・JCBデスク
日本人が来訪する頻度が多いと思われる、南米中東アフリカを除く世界の主要都市に設置されており、現地のJCB加盟店の紹介やイベント券の取得代行、カードの利用方法などについて、基本的に日本語で案内してくれる。JCBカードの提示が必要。国内にJCBプラザ東京があるが、海外来訪者向けのもので、国内発行のJCBカードでは利用できない(併設されているJCBサービスデスク青山を利用することになる)。

  • その他サービス
空港サービスデスク、ショッピング・ダイニングパスポート、
海外でのメディカルホットラインなどのサービスも利用できる。

優待など

  • 映画館・レジャー施設優待-対象施設や加盟店でJCBカードを提示したり、決済すると割引かれたりする。
  • JCB オンラインチケットセンター-ローソンチケットの提携によるサービスで、興行によっては先行予約受付や優待価格でチケット購入できる。

キャンペーン

ジェーシービーグループ発行のJCBカード対象とJCBブランド全体のJCBカード対象のキャンペーンがある。

  • JCB Magical-年初から秋頃までに応募すると、クリスマスの時期に東京ディズニーリゾートのペアパスポートまたは会員向けのスペシャルデーに招待される賞品が抽選で当たるキャンペーンで毎年行われている。その他不定期に各種キャンペーンが行われてる。

PiTaPa


PiTaPaの機能を具えた提携カードを発行している。

カードの名称提携会社外部リンク
HANA PLUS JCBカード阪急カード*
HANA PLUS JCBカード S阪急カード及びステーションファイナンス*
ペルソナHANA PLUS JCBカードペルソナ及び阪急カード*

その他


  • JCBカード発行当初よりAmerican Expressと業務提携をしており、近年国内のJCB加盟店がAMEXの加盟店開放契約を結んでいれば、American Expressカードの決済も可能となった。JCBとAMEXロゴが縦並びされたステッカーを掲示している店舗がこれに該当する確率が高い。
  • 加盟店手数料の観点からこの開放契約を締結しない、JCBのステッカーだけ提示されている加盟店の場合はAMEXカードは扱えないので留意する事。
    • 逆に過去 海外のAmerican Express加盟店で日本のJCBカードが使える形態のカードも発行されていた。

  • 近年、JCBブランド全体のイメージキャラクターとして深津絵里(2004年秋迄)や織田裕二(2004年冬~)を起用したTVCMを放映している。

  • 1990年代前半までJCBカードの利用代金の引落し口座には当時の富士銀行、住友銀行を指定することができなかった。これは富士銀行が日本ダイナースクラブの出資者であったこと、住友銀行のグループ会社であった住友クレジットサービス(現・三井住友カード)がVISAジャパングループ(現・VJA)の大元締めであったことから、両行が引落しを認めていなかったためである。

決済ソリューション


ジェーシービーはクレジットカード事業と並行して以下のサービスを行っている。

関連項目


協賛・スポンサー


外部リンク


日本のクレジットカード事業者 | 東京都の企業 | JCB

Japan Credit Bureau | Japan Credit Bureau

 

This article is licensed under the GNU Free Documentation License. It uses material from the "ジェーシービー".

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