世界 > 中華民国 > 直轄市 > 高雄市 高雄市(たかお/カオシュン-し、ウェード式:Kaohsiung, 通用ピンイン:GaoSyóng, 漢語ピンイン:; 閩南語教会ローマ字:Ko-hiông)は、台湾南部にある台湾で2番目の大都市である(人口およそ151万人)。11の区と、台湾で最も重要な港(香港、シンガポールに次ぐ、世界で3番めに大きなコンテナ港)を有する。「台北」と同様、「高雄」といえば、中華民国中央政府の直轄市である高雄市を指すこともあり、台湾省の一部である高雄県を指すこともある。
台北とは異なり高雄の道路は広く、台北よりも渋滞は少ない。しかしながら、高雄周辺には重工業地帯が広がり、大気汚染は激しい。高雄は、台湾の石油のほとんどが輸入される主要港であり、膨大な重工業を支えている。また、高雄は輸出港でもあり、アルミニウム、木及び紙製品、肥料、セメント、金属、機械類、船を生産している。
高雄捷運(高雄市都會區大衆捷運系統(KMRT))は、2006年開業予定である。
高雄国際空港は中正国際空港に次ぐ、台湾2番目の国際空港である。東京や札幌や香港やソウルやシンガポールなど19路線の国際線も運航されている。
オリンピック採用競技以外のスポーツの祭典であるワールドゲームズ第8回大会が2009年に高雄で開催される予定である。
17世紀に打狗(台湾語はターカオと呼ばれた)という小さな村から発展し、都市へと成長した。ターカウとは、原住民平埔族の一部族の名称であり、その部族の言語で「竹林」を意味する言葉であった。1624年にオランダは、この場所に砦を築いたが、1661年に中国人によって駆逐された(鄭成功を参照)。1684年に打狗は鳳山県と改名され、台湾市の一部として取り扱われた。1880年代に打狗は開港した。
台湾は、1895年に下関条約に基づき日本に割譲された。日本はこの地に、南方に海軍を進出させるための補給港となる軍港を欲していたため、打狗の、特に湾岸の開発を進めた。打狗は、漢字で「狗(=犬)を打つ」と書くのが一般的であったため、都市の名称としてふさわしくないと考えられ、1920年に地名を改めて高雄(歴史的仮名遣はたかをと表記)と呼ぶようになった。これが、中国語は「カオション」、台湾語は「コーヒョン」と発音されるようになったものである。
高雄は、1978年11月19日の行政院の命令により、1979年7月1日に政府直轄市に昇格した。また外省人の多い台北に対して本省人の多い高雄は野党的色彩や台湾人としてのアイデンティティーへの志向が強く、後に有名になった1979年12月の高雄事件(美麗島事件)は、この高雄で発生した。また民主進歩党や泛緑連盟の牙城でもある。
北から南へ十全二路、九如二路、八徳二路、七賢二路、六合二路、五福三路、四維四路、三多三路、二聖二路、一心二路と数字を頭にした名前の東西方向の路がある。必ずしも大きな通りではなく、きちんと東西に向いている訳でもなく、間に中正四路や民生一路などが不規則に入ったりするが、数字で始まる通りの名は順に並んでいる。このことは、自分の大体の位置を知るには便利である。高雄駅は九如二路の南、新興は愛河の西で五福四路の北, 前金は六合二路の南、苓雅は四維三路の北である。
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