露天掘り(ろてんぼり)とは、鉱石を採掘する手法の一つ。坑道を掘らずに地表から渦を巻くように地下めがけて掘っていく手法。極めて原始的な採掘手法で、地元民がダイアモンドやエメラルドなど宝石類の採掘に用いる程度であったが、第二次世界大戦後、大型機械(重機)の出現でオーストラリアの鉄鉱石など大規模な開発が可能となった。また、火山の噴気孔における昇華硫黄採取、火口湖での沈殿硫黄採取、海浜や河川での砂鉱採取も露天掘りに含まれる。
一方、非金属鉱山では古くから露天掘りが行われていた。これは非金属鉱床が比較的地表に近いこと、鉱床の規模が大きく、その需要も大量であることから廉価で大量に産出が可能な露天掘りが行われるようになった。石灰石や陶石はすでに江戸時代から採掘されていた。
存在しなかったが、坑道を掘るための安全対策に多額な費用を要するようになったこと、重機の性能が向上したことなどにより、北海道などで小規模な石炭の露天掘りが見られるようになった。
Tagebau | Open-pit mining | Dagbouw | Mineração a céu aberto | Dagbrott