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陸軍(りくぐん)とは、陸上戦闘を主な任務とする軍隊をいう。現代では主に戦車地対空ミサイルなどの陸上で運用する兵器を装備する。現代日本においては陸上自衛隊がこれに相当する。

国土を防衛するため、陸上戦闘は不可避であることと、また、設置や運営に大規模な資金を必要とする空軍海軍に比べて、突撃銃などによる比較的安価な投資による設置も可能であることから、ほとんどの国家では常設の陸軍を備えている。しかしながら、人的依存度は高く、人件費の高い先進国では調達予算への圧迫や装備品の価格高騰とあいまって予算的な維持について問題を示す場合も多い。

近代国家の要件を満たす上でも、国家は某領域において排他的な権力を行使しうる状態にしなければならない。つまり主権を担保せねばならないので、人間が地上で生活する以上、その必要性は高い。一般的に、対外的な主権の担保、つまり外敵からの防護が主たる任務になる場合が多いが、国によっては対内的な主権の担保、つまり国内の敵対勢力に対しての防護を企図する場合も多い。

陸上のすべてが活動場所であることから陸上部隊が平時に常駐する場所を駐屯地(camp)と呼ぶ。つまり、陸軍は特定の基地に依存する事なく、野外において独立した活動を行うことができる。このために、陸軍は自己完結性を保持している。 この自己完結性の高さや、大規模な人員を擁している点、大量の重機、輸送機材等を有している点から災害派遣等で活躍する場合も多い。

陸軍を構成する将兵は、戦闘兵科である歩兵砲兵騎兵、それを支援するため、平時および戦時に、要塞や橋梁など戦闘および防衛のため必要となる各種施設の建設、地雷原の設置・啓開、陣地の構築に従事する工兵、輸送や資材の確保などの兵站業務に従事する輜重兵などの各術科に細分される。この兵科の分類には各国により違いがあり、一概にどのような兵科があるかは言えない。詳細は兵科を参照。

空軍が独立するまでは、陸軍が兵器としての航空機を運用していた。現在でもヘリコプターを始め一部の航空機は陸軍に所属している。

海軍は、比較的少数の技術者集団であり、志願制が採られることが多い。それに対して、陸軍は、多数の要員を必要とする関係上、徴兵制が採られ、また部隊は各地域に分散配置されることから、「郷土部隊」として国民との接点が多い関係にある。

陸軍一覧


ヨーロッパ

アジア

アメリカ

関連項目


陸軍 | Exercit | Hær | Heer | Army | Ejército | ارتش | Heer | Armée_de_Terre | צבא | Leger | Armia | Army | Vojska | Armé

 

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