閏年(じゅんねん、うるうどし)は、暦と太陽又は月の運行(季節の移り変わり)とのずれの補正(閏)が行われる年である。
しかし、地球の公転周期がきちんと365.25日ならユリウス暦で問題は無いが、前記のようなわずかな不足があるため、少しずつ誤差が生ずる。16世紀後半のヨーロッパでは、ユリウス暦の使用を長期間続けたために実際の暦と10日余りも日数がずれてしまった。そこでローマ法王グレゴリウスの命によりグレゴリオ暦が採用され、現在に至っている。
ユリウス暦では4年に1回、西暦年が4で割り切れる年を閏年としていた。
グレゴリオ暦では、次の規則に従って、400年に97回の閏年が設けられる。
西暦2000年は3番目のルールに当てはまる400年に一度の閏年であった。しかし2番目までのルールをもって2000年を平年と誤解するものがいたため、これが2000年問題の一因となった。次の4で割り切れる平年は西暦2100年である。
現在の地球の公転周期(太陽年)約365.2422日から計算すると、4000で割り切れる年や20000で割り切れる年も平年とすべきという結果が出る。グレゴリオ暦においてもこの4000年ルールを採用しているとする文献もある。地球の公転周期や自転周期自体が変動するものであるため(月による潮汐摩擦のため、地球の自転速度は少しずつ遅れていることがわかっている)、4000年ルールによる補正が適切であるかどうかは現状でははっきりしないとも言われる。
日本において閏年の算定は、西暦ではなく神武天皇即位紀元(皇紀)によって行なうことが法令(明治31年勅令第90号(閏年ニ関スル件))により定められている。
太陰暦では、暦と月齢とのずれを補正するために閏年が設けられる。
ヒジュラ暦では、30年に11回閏年があり、年末に余分な1日が入れられる。
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