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鍵(かぎ)と錠前(じょうまえ)は、扉や物品などに取り付けて、他者が容易に移動や開閉できないようにするための道具。人身や財産の保護、保安などの目的で用いる。
日常会話では、鍵と錠前をまとめて鍵と呼ぶ場合が多い(例:「鍵を掛ける」)。
鍵と錠前
錠前は固定を行う機構の側であり、
鍵はそれを開閉(施錠、開錠)するための道具である。主に建築物や自動車の扉に使われているほか、金庫やスーツケース・机・ロッカーに設置されている。錠前によっては合わせ数字などで開閉を行うため、鍵と錠前が一体のようになっている物もあり、之を符号錠という。
現在、よく使われている鍵はシリンダー錠である。シリンダー錠は筒を組み合わせた形状の錠前で、これに鍵を差し込み、回転させることで開閉する。シリンダー錠の内部には、普段は開閉をさえぎるためのピンが複数本あり、このピンはそれぞれ一定の押し具合により開く構造になっている。シリンダー錠の鍵は、このピンを押し、全てのピンが同時に開いて錠前が回転するように働く。
江戸時代の日本の鍵
江戸時代の日本は、鍵はその時代の日本にとってほとんど必要のないものだった。それは当時の治安は大変よかったうえに、用心する際はほとんど
心張り棒で戸締りをしていたからである。鍵をかけるのは当時の金持ちが
蔵にかけるぐらいであったが、その鍵は手で簡単に開けられるようなものなど、防犯の意味をあまり成さず、ほとんど飾りだけのようなものが多かった。
そのほかにも、当時の鍵には
知恵の輪のような鍵や、豪華に
金箔が張られたもの、重さが数キロもする鍵、
梅と
鶯が描かれた芸術性のある鍵など、さまざまな鍵が存在し、それらを収集する鍵
コレクターも存在していた。現在でもその鍵を収集するコレクターが存在するという。
鍵の種類
- シリンダー錠
- ピンタンブラー
- ディスクタンブラー
- ロータリーディスクタンブラー
- マグネットタンブラー
- ウェハータンブラー
- 八万ロック
鍵の歴史
鍵の歴史は古く、世界で最も古い鍵はエジプト錠と呼ばれるもので、紀元前2000年ごろには存在していたといわれる。
ルイ16世 (フランス王)の趣味は鍵と錠を制作することであった。
関連項目
外部リンク
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