釘(くぎ、英語 Nail)とは、金属や竹または、木で作った細い棒の一端を尖らせているものである。一般に金槌(玄能)などで打ち込んで、木材などを接合・固定したり、壁などに打ち込み、物を掛けたりするのに用いる。
日本では、日本工業規格のJIS A5508:1992で規格化されている。また、金属製の釘については明治時代に西洋釘の導入により機械による製造が行われる様になったが、それ以前では五寸釘など大型の釘のみならず、小さいものまでも鍛冶屋によって鍛造された。その為、小型の金属製品を作成する鍛冶屋を「釘鍛冶」とも言った。形状は「和釘」を参照のこと。今では和釘使用は宮大工による寺社建築の新築、修繕のみとなった。
パチンコ台ではこれを使用してパチンコ玉の跳ね返りなどを起こせる。その為、台の出球を調整したりする役割を持つ。
いろいろな釘
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- 和釘
- 日本古来の建築に用いられる釘。鉄をたたいてつくり、四角い断面を持つ。
- 犬釘
- 鉄道のレールを固定するのに用いられた釘。頭部が両耳のある犬の顔の形ににていることからの名称である。枕木がコンクリート製になったこと、振動によって緩みやすいこと、再度釘を打ち込んでも同じ地からが発揮できないことなどにより、ボルトと板バネでの固定や、ロール形のバネに変更されている。
- 目釘
- 日本刀を柄に、火縄銃を台(銃床)に固定するために用いる竹、木などによるもの。
- ロール釘
- 200本程度の釘をシートやワイヤーで連結し、ロール状に巻いたもの。釘打機という専用の機械で、圧縮空気などを利用し、連続打込作業に使用する。木造住宅建築などで利用される。
- ステップル釘
- 主に電灯線、同軸ケーブル等を固定する為に使用する。
- コンクリート釘
- 主にコンクリート壁に板などを固定するときに使用する。
使用方法
右利きの場合、釘を左手で支え、右手に持った金槌などで打ち込む。左手で次の釘を取り出すことが一般的だが、釘を口に含み口の中で取り揃え頭の方向を向けた釘を左手で取り出すような所作をする大工がかつていた。これは、方向を揃えることで早く打てるようにするためと、釘に湿気を持たせ錆びることによって接合力を高めようという意図もあった。現在では、多量に打つ場合はロール釘を使うのが普通であるので、口に含むような所作をする事はほとんど見られない。
打ち間違いや、解体作業を行う場合はバール (工具)で釘を抜く。
打ち込む母材と平滑になるまでは金槌などで打ち込めるが、それ以上に沈める場合は釘締めといわれるような金属棒状のものをあてがい叩き込む。この沈んだ部分を目止め材などで埋め込めば、表面上に釘は見えなくなる。
ことわざ
- 糠に釘
- 柔らかい糠に釘を打つように、手応えがなくて効き目がないことの喩え。
「出る釘は、打たれる」は、誤用。正しくは、「出る杭(くい)は、打たれる」。
料理
- 釘煮(くぎに) - イカナゴなどの小魚を醤油、砂糖などで甘辛く煮たもの。佃煮の一種。形が錆びた古釘に似ているためにこう名付けられた。
- アサリから砂抜きをする際に鉄製の釘を入れる場合もある。
- 糠床に古釘を入れておくと茄子の漬物の色が鮮かになる。
建築構造 | 建築材料
Clau (falca) | Hřebík | Søm | Nagel | Nail (engineering) | Najlo | Clavo (objeto) | Naula | Clou | Chiodo | Paku | 못 | Draadnagel | Spiker | Gwóźdź | Prego | Гвоздь | Čavao | Nail | Žebelj | Ексер | Spik | Clå | 钉子