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style="font-size:larger"|金星
軌道の性質
太陽からの平均距離 0.72333199 AU
平均公転半径 108,208,930 km
離心率 0.00677323
公転周期 224.701 日
会合周期 583.92 日
平均軌道速度 35.0214 km/s
軌道傾斜角 3.39471°
衛星の数 0
物理的性質
赤道面での直径 12,103.6 km
表面積 4.60×108 km2
質量 4.869×1024 kg
平均密度 5.24 g/cm3
表面重力 8.87 m/s2
自転周期 -243.0187 日
赤道傾斜角 2.64°
アルベド 0.65
脱出速度 10.36 km/s
表面温度
min*meanmax
228 K737 K773 K
(*温度のminは雲の上層部のみで観測される) 大気の性質 大気圧 9321.9 kPa 二酸化炭素96% 窒素3% 二酸化硫黄
蒸気
一酸化炭素
アルゴン
ヘリウム
ネオン
硫化カルボニル
塩化水素
フッ化水素わずか ラテン意字 ♀ 金星きんせいVenus)は太陽系太陽から二番目に近い惑星である。地球型惑星であり、太陽系内で大きさと平均密度が最も地球に似た惑星であるため、地球の姉妹惑星と表現されることがある。また、太陽系の惑星の中で最も真円に近い公転軌道を持っている。

地球からみると金星は明け方と夕方にのみ見ることができ、太陽、月についで明るく見える星であることから、明け方に見えるのが「明けの明星」夕方に見えるのが「宵の明星」として別々に扱われていた。これは金星が地球よりも太陽に近い内惑星であるため、太陽がまだ隠れている薄暗い明け方と夕刻のみに観察できるためである。⇒明けの明星。最大離角は約47度と水星の倍近くあるため、その時期には、日の出前や日没後3時間程度眺めることができる。

物理学的性質


大気と温度

金星には二酸化炭素を主成分とし、わずかに窒素を含む大気が存在する。大気圧は非常に高く地表で約90気圧ある(地球の約90倍)。膨大な量の二酸化炭素によって温室効果が生じ、地表温度の平均で400、上限では 500℃に達する。温室効果のため、金星の地表は太陽により近い水星の表面温度よりも高くなっている。金星は水星と比べ太陽からの距離が倍、太陽光の照射は75% (2660 W/m2) である。金星の自転は非常にゆっくり(自転と公転の回転の向きが逆なので金星の1日はおよそ117日)なものであるが、熱による対流と大気の慣性運動のため、昼でも夜でも地表の温度にそれほどの差はない。大気の上層部の風が4日で金星を一周していることが、金星全体へ熱を分散するのをさらに助けている。

雲の最上部では時速350kmもの速度で風が吹いているが、地表では時速数kmの風が吹く程度である。しかし金星の大気圧が非常に高いため、地表の構造物に対して強力に風化作用が働く。さらに二酸化硫黄の雲から降る硫酸の雨が金星全体を覆っており、すべての遮蔽物を浸食している。その雲の頂上部分の温度は-45℃であるが、地表の平均温度は464℃であり、わかっている限りでは地表温度が400℃を下回っていることは無い。

地形

金星以外の惑星では太陽が東から昇り西に沈むが、金星では西から昇って東に沈む。金星の自転がなぜ逆回転をしているのかはわかっていないが、おそらく大きな星との衝突の結果と考えられている。金星の自転と、地球との接近周期がシンクロしており、最接近の際に地球からはいつも金星の同じ側しか見ることができない(接近周期は金星の5.001日にあたる)。これが潮汐力の共振によるものなのか、単なる偶然の一致なのかについてもよくわかっていない。

金星の地名には各国の神話における女神の名が多く冠せられている。例えばアフロディーテ大陸、メティス平原、フェーベ区域、ディオーネ区域、レダ平原、ニオベ平原、アルテミス峡谷(以上ギリシア神話)、ディアナ峡谷(ローマ神話)、イシュタール大陸(バビロニア神話)、ラクシュミ平原(インド神話)、セドナ平原(イヌイット神話)、ギネヴィア平原(アーサー王伝説の王妃)などがある。

金星表面には地球にある大陸に似て大きな平野を持つ高地が二つ存在する。イシュタール大陸オーストラリア大陸ほどの大きさで北側に位置する。高さ11kmのマクスウェル山を含むラクシュミ高原などがある。南側の大陸はアフロディーテ大陸と呼ばれ、南アメリカ大陸ほどの大きさである。

人類と金星


歴史と神話

欧米ではローマ神話よりヴィーナスと呼ばれている。メソポタミアでその美しさ(明るさ)故に美の女神イシュタルの名を得て以来、ギリシャではアフロディーテなど、世界各国で金星の名前には女性名が当てられていることが多い。

惑星記号

女性を象徴する手鏡を図案化したものが、占星術天文学を通して用いられる。

金星の観測

地球から見た金星は、月のような満ち欠けの相が見られる。これは水星も同じ。 内合の時に「新金星」、外合の時に「満金星」となる。内合のときに完全に太陽と同じ方向に見える場合、金星の日面通過(あるいは太陽面通過)と呼ばれる現象がまれに起こる。 最大離角の時には半分欠けた形になる。西方最大離角の時には日の出前に最も早く上り、東方最大離角の時には日没後に最も遅く沈む。 金星では「新月」形と「半月」形の間で最も明るくなる。これは水星とは異なる。

金星への到達

金星の探査

(スタブ)

関連項目


金星 | 太陽系の惑星

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