| 軟体動物門 Mollusca | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| Sea hare01.jpg アメフラシ | ||||||
| 分類 | ||||||
| ||||||
| 下位分類 | ||||||
| (本文参照) | ||||||
軟体動物(なんたいどうぶつ)とは、動物界・軟体動物門に分類される生物の総称。一般的に貝類と呼ばれるものに加え、ウミウシ、クリオネ、オウムガイ、イカ、タコなどが分類される。
体のサイズは1mm以下のものから、触手を含めると体長20m以上になるダイオウイカまで、多様な種が存在する。体型にもさまざまなものがあり、ミミズに似たフナクイムシ(二枚貝)や、クラゲに似た半透明の生物ゾウクラゲ(腹足綱=巻貝)なども特殊な形に進化した軟体動物である。いっぽう二枚貝そっくりのシャミセンガイやホオズキガイなどは腕足動物、フジツボやカメノテなどは甲殻類で、別の動物に分類されている。
体は骨格がなく、皮ふは粘膜におおわれていて、体が乾燥すると生きることができない。
外套(がいとう)と呼ばれるひだをもち、そこから炭酸カルシウムを分泌して殻をつくる。名のとおり骨格がなく軟らかな体も、殻を持つことで外敵から身を守ったり、姿勢を保持したり、乾燥を防いだりできる。ただしタコやナメクジ、ウミウシなど殻をもたないものもいる。
体内の外套腔という部分にえらをもち、外套腔内に水を出し入れすることで呼吸をおこなう。アサリなどの二枚貝は、この時に取り入れた水の中から餌をこし取って食べる。また、イカやタコなどの頭足類は外套腔内の水を勢いよく噴き出して、ジェット噴射の要領で素早く移動することができる。ただしカタツムリなどは外套腔が肺に変化していて、空気呼吸で生きることができる。
他にも、アコヤガイなどが生成する真珠は装飾品として珍重され、貝殻収集も趣味の一つとして行われる。
また、やはり軟体動物の祖先が体節構造をもっていたとの仮説に基づき、同様の構造を持つ環形動物や節足動物とともに、これら3門が前口動物の進化の最も高度なものであるとの認識が持たれてきたが、20世紀末ごろから分子を用いた系統研究や詳細な形質の見直しが進み、軟体動物は環形動物などともに冠輪動物として従来どおり近い関係にあるが、節足動物はまったく外見の異なる線形動物などとともに脱皮動物に分類されるようになった。すなわち環形動物と節足動物の体節性はそれぞれ独立に派生したものであり、軟体動物では多板類や単板類も含め真の体節性はないと考えられるようになったのである。
Мекотели | Měkkýši | Bløddyr | Weichtiere | Mollusk | Molusko | Molusco | Limused | Nilviäiset | Mollusca | רכיכות | Mollusco | Mollusca | Molusko | Mollusca | 연체동물 | Malakologija | Мекотели | Weekdieren | Bløtdyr | Mollusca | Mięczaki | Molusco | Моллюски | Мекушци | Blötdjur | Молюски | 软体动物