軍隊(ぐんたい)とは、外国の軍事力の行使などに対し国家などが自ら(または多国間)の利益と安全を守るために保有し、運営する武装組織のこと。
一定の規律の下に編成される。
軍隊に所属する者のうち、武官と兵卒を軍人と呼び、それ以外の文官や事務職員などを軍属と呼ぶ。
概説
軍隊の組織を
陸軍、
空軍、
海軍などの軍種およびそれを補完する
準軍事組織に分ける国が多い。
また、
イタリア、
フランス、
インドネシアなどでは
警察や
消防を軍隊の軍種の一つ(国家憲兵など)としている。
逆に
ロシアの内務省部隊の様に
文民機関に軍事任務を遂行する組織がある場合もある。
ただし、内務省部隊員は軍人資格である。
一党独裁制をとる中国や北朝鮮の軍隊は、国家の軍隊ではなく政党の軍隊であるが、事実上の国軍とみなされている。
正規の部隊に編入されていない民兵隊や義勇隊(ミリシアや軍閥)は正規の軍隊とは言わないが、一定の条件を満たせば国際法上の交戦者として扱われる。
また平時の準軍事組織として扱われる国境警備隊や沿岸警備隊、軍警察などは有事の際には正規軍に編入される場合が多い。
「軍」「軍団」「軍部」「軍備」と、軍隊の意味と部分的に重なる類語がいくつかある。
- 「軍」は軍隊そのものを指すほかに、方面軍など軍隊の編制単位を指すことがある。
- 「軍団」は軍隊の編制単位であるが、一般には「たけし軍団」や「日光猿軍団」のように、「集団」に近い意味で比喩的に用いられる。
- 「軍部」は政府・民間の文民機関の対義語として軍機関を指すのに用いられ、主に(政治的影響力を持つ)高級将校団を指す。
- 「軍備」は装備や配備のさまを指す。
軍隊の階級
軍隊の階級は一般に、
士官、
下士官、
兵に大別される。
しかし、さらに細かい区分については地域や時代により様々である。
軍隊における階級呼称一覧を参照。
日本の軍隊
日本に存在する、または存在した軍隊およびそれに準ずる組織。
戦後、日本政府は、日本には
憲法上、軍隊は存在せず、
自衛隊があり、軍隊と同様に
陸上自衛隊・
海上自衛隊・
航空自衛隊に分かれているとしている。
だが、日本国外のメディアなどでは自衛隊のことを正式名称の
Japan Self-Defense Forcesではなく
Japanese Armyと言う場合も多い。この場合の多くは陸上自衛隊を指している。また、海上自衛隊を
Japanese Navyと言う場合もある。航空自衛隊は
Japanese Air Forceとも言っている。
各国の軍隊
関連項目
軍事 | Militær | Streitkräfte | Armed_force | Armeo | Armée | 국방 | Military | Oborožene_sile | Militär | 武装力量