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蚊取線香かとりせんこう)とは、主に(蚊)を駆除する目的で、線香除虫菊の有効成分(ピレスロイド)を練り込んだもの。

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線香の先に火をつけて使う。不完全燃焼による煙にはを殺す効果があると思われがちだが、実は線香の燃焼部分から出る目に見えない化学物質に殺虫作用があるとされる。現在は、ピレスロイドは化学的に合成したものが使われている。

初期には粉末状、棒状のものが製造されていたが、現在は一般的に渦巻き形をしている。これは、上山英一郎(大日本除虫菊株式会社の創業者)の妻の発案とされ、燃焼時間を長くし、かつ全体の大きさを小さくするためである。例えば、同社の製品では、渦巻きを解きほぐすと全長は75cmである。

線香皿には、ブタを模した陶器製の蚊遣り豚があり夏の風物となっている。また、キャンプや野外作業など、アウトドアでの利用を想定した吊り下げ方式のものもある。

色は緑色がほとんどで、一般的には、6~7時間燃焼するものが多く、ペット用などでは12時間程度燃焼する長時間タイプがある。

日本独特のものと思われているがアメリカではMOSQUITO COILの名称で販売されている。

主な生産地は、和歌山県有田市付近といわれている。

蚊取線香の原料


粕粉(除虫菊の地上部分を半年間乾燥させたもの)、タブ粉、でんぷん、ピレスロイド、染料

蚊取線香の歴史


  • 1885年(明治18) 除虫菊がアメリカから伝来し、和歌山県で栽培される。
  • 1888年(明治21) 粉末状の蚊取線香が作られる。
  • 1890年(明治23) 棒状の蚊取線香が作られる。
  • 1895年(明治28) 渦巻き型の蚊取線香が作られる。
  • 1995年頃 ピレスロイドの合成に成功する。

主な蚊取り線香メーカー


関連項目


  • 虫除けスプレー
  • 電子蚊取、電気蚊取、蚊取マット
  • 殺虫剤

外部リンク


日用品 |

蚊香

 

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