船外機はエンジン、その補機、スクリュー等が一体となった船舶の推進器である。主に小型の船舶の後部に取り付けられる。船外機は軸を中心に方向を変えられ、それ自身が舵となることも出来る。また、浅瀬等では障害物を避けるために跳ね上げられるようになっている。エンジンはコンパクトで高出力な2ストロークガソリンエンジンが用いられていたが、環境問題の高まりから排ガスのきれいな4ストロークガソリンエンジンに転換しつつある。
最初の実用的な船外機は1909年にノルウェー系アメリカ人en:Ole Evinrudeにより開発された。
歴史的に大抵の船外機は2ストロークエンジンを使用していた。2ストロークエンジンはシンプルで信頼性が高く、コストが低くそして高いパワーウェイトレシオを誇った。特に重量面は非常に重要で過大な重量は船の操縦性を妨げた。しかしながら高い排出ガスと環境基準に適合させるためのコストのために特にローエンド機種において4ストロークエンジンが次第に採用されるようになった。ハイエンド機種では依然として2ストロークのままで燃料噴射装置により排ガス規制を満たし、燃費経済性よりもエンジンの重量がより重要視されている。
冷却水は無限にある海水が用いられる。このことはラジエータおよび冷却ファンの重量とコストを陸上のエンジンよりも下げることに寄与する