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(ちつ、Vagina)は、女性器の一部である。

哺乳類に備わっている、子宮から体外に通じる管状の道であり、交接器と産道を兼ねる。鳥類やいくつかの爬虫類における膣は、総排出腔(= 総排泄腔)であり、昆虫無脊椎動物においては、卵管(=輸卵管)の末端部である。

哺乳動物では、膣の開口部(膣口)は、外陰部に位置し、陰門とも呼ばれる。

語源


重訂解体新書』(『解体新書』の改訂版)を訳出する際に「(しつ)」という新字を作成したが、既存の似た文字である「膣(ちつ)」に取って代わられた*という説が有力である。

Vaginaラテン語に由来し、解剖学でいう(さや)(包膜、包被としての役目を担っている構造)を意味する。膣粘膜は、vagina mucosaと呼ぶ。

役割


膣の役割は以下のものがある。

処女膜


陰門より奥側、人間では尿道口の下側に処女膜(Hymen)がある。哺乳動物ではモルモットゾウハクジラアザラシジュゴンキツネザルなどにある。処女膜の役目は、「未成熟な内性器を細菌などから守るものだ」など諸説ある。処女膜を参照。

関連項目


外部リンク


  • http://www.y-yy.com/newpage3.htm - 96「腟と膣」を参照
  • http://f32.aaacafe.ne.jp/~shiori/ - その8を参照(「腔」「腟」について)
    • (リンク切れにつき説明)口腔の読み方に関する調査。「こうくう」と読むが、戦前では、「こうこう」という読みが一般的だったという。このページで作者は、「小川鼎三氏の『医学用語の起こり』の51章」(引用)を引用していた。そして、「小川氏は「“こう”と読む漢字があまりにも多く紛らわしいので、耳で聞いてすぐ分かるように、医者は漢字を知らないと謗られても“くう”と読むことに40年前に決めた」」(引用)と引用していました。また、ページの作者は、腔(こう)の字は、鹿などの干し肉として、飛鳥時代に伝えられたと書いていた。
    • さて、ページの作者は、「腔」は、『解体新書』の訳で使われなかったと述べていた。例を挙げて、「上顎洞を骨空と表現」(引用)と書いてありました。「膣」については、再度、小川氏の『医学用語の起こり』を引用して、「解体新書を訳す際に、女性性器を現すワギナ・シャイデを月と室とで腟を造語し(略)...」(引用)と書いていた。
    • (引用に使用された参考文献)小川鼎三『医学用語の起こり』東京書籍
    • (補足)ウィキペディアのオランダ語版の冒頭部にある、「De vagina of schede」は、英語では、「The vagina or sleeve(袖)」である。
  • http://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/f134/f134cont.html - 11巻p.23を参照
    • 「腟」は正確には『解体新書』ではなくその改訂版の『重訂解体新書』において作られた文字である。

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