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(かた)とは、ヒトおよび哺乳類の胴体のうち、、前肢、に接している部分のことである。一般に球関節の構造を持ち、回転、旋回などの複雑な動作が可能である。また、多くの筋肉から構成されており、強い力を出すことができる。

頂上より少し下がった平らな部分を山の肩、瓶の肩などと呼ぶことがある。また、地位身分称号などのことを、氏名の右上に記すことから肩書きと呼ぶ。肩で荷物を担ぐことから転じて、力、負担、責任などを指すことがあり、肩を貸す、肩の荷が下りるなど多くの成句・慣用句がある。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていると、肩付近の筋肉に不快感や痛みを訴える肩こりの症状が現れやすい。この場合の肩とは、上記の解剖学的な意味に加えて、(頚部)も含めることがある。

構造


ヒトの場合、肩の関節は、球形の上腕骨頭がそれを包み込む形の関節窩にはめ込まれた構造を持っている。周囲は三角筋、棘上筋、棘下筋、大円筋、小円筋肉、肩甲下筋など多くの筋肉靭帯で囲まれている。その胴体部分は肩甲骨につながっている。肩甲骨の上部と頚部前方を結ぶ細長い骨が鎖骨であり、その後方は皮膚が少し凹んでいることから正面から見た場合に容易に確認できる。

症状


肩こり

首筋から肩甲骨の筋肉が緊張したり硬直したりして不快感を伴う状態を肩こりと呼ぶ。小児には発症せず、女性に多いとされる。不適な姿勢、過労、ストレスなどの要因のほか、高血圧、自律神経失調症などの疾患によって発症する二次性の症状もある。治療には温浴、マッサージ、軽い運動などが効果的である。

四十肩、五十肩

その名の通り、40歳から50歳頃になって加齢に伴う組織の変性が原因となって痛みを発生し、運動を制限するためにさらに拘縮が進み、次第に痛みが強くなる悪循環を伴う症状である。軽度のものは温熱療法、運動療法が効果的である。

脱臼

球形の関節頭がそれを覆う関節窩から外れた状態を脱臼と呼び、肩関節(肩甲上腕関節)は最も脱臼を起こしやすい部位である。外傷や先天的要因により、軽微な力でも脱臼を繰り返す習慣性(反復性)脱臼になることがある。日本では柔道整復師による治療も行われる。

食肉の部位


牛肉豚肉などのカタ(カタカナ書きにすることが多い)は、前足および前身部を含む部位のことである。

スポーツと肩


野球などのスポーツでボールなどを遠くに投げる能力に優れていることを「肩が強い」「強肩(きょうけん)」、その逆を「肩が弱い」「弱肩(じゃっけん)」という。英語における同様の表現にはshoulderではなくarmの語を用いる。野球では捕手内野手遊撃手三塁手)、外野手が肩が強い選手に有利なポジションである。遠投能力だけでなく正確なコントロールも重要である。

プロ野球の元投手・監督の権藤博は、酷使により選手生命を縮めた自身の経験から「肩は消耗品」を持論としている。

マクロ解剖学

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