経験論(けいけんろん)あるいは経験主義(けいけんしゅぎ)とは、人間の全ての知識は、我々の経験の結果である、とする哲学上または心理学上の立場である。(例:ジョン・ロックのタブラ・ラサ=人間は生まれたときは白紙である)
経験論は哲学的唯物論や実証主義と緊密に結びついており、大陸合理主義や直観主義と対立する。
経験論は我々の理論は直観や信仰よりむしろ世界についての我々の観察に基礎に置くべきだとする近代の科学的方法の核心であると一般的にみなされている。その方法とは、実験による調査研究、帰納的推論、演繹的論証である。
ベーコン以来、経験論は特にイギリスで発達し、その伝統は大陸哲学と区別してイギリス経験論とも呼ばれる。
経験論に列せられる哲学者には、アリストテレス、フランシス・ベーコン、ジョン・ロック、ジョージ・バークリ、デイヴィッド・ヒューム、ジョン・スチュアート・ミルなどが挙げられる。
また、現代の科学哲学における経験論の重要な批判者はカール・ポパーである。
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