紋章(もんしょう)とは、個人、組織、団体を特定するため使用されるマークのこと。
家柄を表すものは厳密な規則に従って作成され、分家や縁組などでそのバリエーションが生まれていく。
紋章の表記
紋章の表記はその表記の方法によって、小紋章と大紋章に分けられる。小紋章は紋章の中心となる盾と冠からなる簡素なものである。大紋章は盾のほかにモットー、サポーター、冠、クレストのほか、さまざまな装飾がなされる。紋章は個人を特定するために存在するため、同時期の同じ地域において同じ紋章が存在することは許されない。そのため紋章についてはさまざまな争議が起こされている。また、相続によって当主は同じ紋章を継承することもある。
ペトラ・サンクタ
ペトラ・サンクタとは、紋章を単色で表現する場合の色の識別方法である。主な色を次のように置き換えて表現する。
- 金:点
- 銀:無
- 赤:縦縞
- 青:横縞
- 黒:格子縞
- 緑:左上から右下への斜縞
- 紫:右上から左下への斜縞
- 橙:横縞と右から左への縞
紋章における象徴
動物
- 獅子:勇壮さを求められであろう紋章において獅子の絵柄は好まれる象徴のひとつであり、古くから用いられているものである。著名な紋章のひとつであるイギリス王室の紋章においては一貫して獅子が用いられている。
- 鷲:好んで用いられる象徴のひとつであり、ナポレオン、神聖ローマ皇帝、オーストリア皇帝、アメリカ合衆国の国章など枚挙にいとまがない。
西洋の紋章
イギリス
総ての紋章は
紋章院で管理される。イギリスにおいては、クラブ、大学、師団などの紋章にその歴史やパトロンなどを示す図柄が入っていることが多い。
紋章学については、外部リンクを参照。
日本の家紋
紋章に当たるものは日本では特に
家紋と呼ばれる。
家紋の項を参照。
関連項目
紋章の例
画像:Wappen röm.kaiser.JPG|神聖ローマ皇帝
外部リンク
模様 | シンボル
Wappen | Emblem | Vapp | Wapen (heraldiek)