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種牡馬しゅぼば)とは繁殖用の牡馬のこと。

サラブレッドアングロアラブなど、競走馬として主に用いられる種の場合、競馬開催の根本に優秀な種を選別するという目的があることから、基本的に競走成績優秀馬が種牡馬になるが、競走成績が優秀でなくとも、活躍馬の近親など血統が優れていれば種牡馬になることも多い。

成績優秀であるからといっても必ず良い産駒が生まれるということは無い。競走馬時代は大活躍したオグリキャップが引退後種牡馬となったが、スターホースということで当時は話題となり種付けの申し込み数も多かった。しかし産駒の成績が非常に悪く、近年は勝ち馬どころかその血を持つ馬ですら見ることは珍しい。

逆に全く成績の伴わなかった馬が種牡馬として大成することもある。日本では競走に出走することすら叶わなかったエイシンサンディが父サンデーサイレンスという血統から、高額なサンデーサイレンスを種付けできない生産者から請われ種牡馬となる。その産駒であるミツアキサイレンスダート交流重賞で活躍、エイシンテンダー桜花賞トライアルチューリップ賞を制覇するなどしている。エイシンサンディのように血統だけで種牡馬になったような馬は、普通であれば種付けの申込み数はそこまで多くなく、毎年デビューする競走馬は数少ない。

ちなみに日本国内の種牡馬の総頭数は1991年には600頭を超えていたが、その後の景気低迷、さらには地方競馬におけるアラブレースの廃止縮小の影響を受け、2004年には320頭あまりにまで落ち込んでいる。

種牡馬の種類


リース種牡馬

国外などから期間限定でレンタルされた種牡馬のこと。主に海外の一流種牡馬をリースする。日本へリースされた馬の代表例にデインヒルパントルセレブルラストタイクーンなど。

シャトル種牡馬

馬の種付けは春に行うため、北半球と南半球の季節のずれを利用し1年に2期種付けを行う種牡馬のこと。代表例はラストタイクーンデインヒル。日本では1997年に初めて試みられ、以降輸出が相次いでいる。

日本のシャトル種牡馬の歴史
  • 1997年
カーネギーグルームダンサーヘクタープロテクターペンタイアロドリゴデトリアーノワージブ
  • 2001年
アグネスワールドウェイオブライトエンドスウィープ、カーネギー、サマーサスピションジェイドロバリージェニュインジェネラススキーキャプテンタヤスツヨシチーフベアハートフジキセキペンタイア
  • 2002年
ウェイオブライト、カーネギー、ジェニュイン、タヤスツヨシ、チーフベアハート、デヒア、フジキセキ、ブラックホークブロッコ
  • 2003年
ウェイオブライト、エリシオグラスワンダー、ジェニュイン、ジャングルポケット、チーフベアハート、デヒア、ブラックタキシード、ブラックホーク、フレンチデピュティ、ペンタイア
  • 2004年
アグネスワールド、ウェイオブライト、グラスワンダー、グランデラ、ジャングルポケット、デヒア、トワイニングファルブラヴ、ブラックタキシード、ブラックホーク、フレンチデピュティ
  • 2005年
ウェイオブライト、グラスワンダー、、グランデラ、ジャングルポケット、タヤスツヨシ、デザートキング、デヒア、ブラックホーク、フレンチデピュティ

内国産種牡馬

日本国内で生産された種牡馬のこと。産駒は父内国産馬として扱われ、父内国産馬奨励賞などの附加賞金や父内国産馬限定レースへの出走権が与えられる。持込馬も内国産扱いである。代表例は、ダンスインザダークサクラユタカオーなど

代替種牡馬

ある種牡馬が人気となった場合、たいていは種付け料が高騰する為、苦肉の策として導入された人気種牡馬に似た血統の種牡馬をさす。有名なところではブライアンズタイム(当初は当馬のいとこのサンシャインフォーエヴァー購入に失敗した為、替わりに購入された)やヤマニンスキーマルゼンスキーの代替)など。フジキセキエイシンサンディ等実績に関係なくサンデーサイレンスの初期産駒がこぞって種牡馬になったのも代替種牡馬としての需要があったためである。例にある馬のように本物に負けない成功を収めることもあるが、あまり期待できないことの方が多い。

代表的な種牡馬


括弧内は2005年の順位(JRA)と代表産駒 
馬名の表記については、全てカタカナ表記にする場合もあるが、ウィキペディアでは「日本で競走に走った馬」ならびに「日本に繁殖で輸入された馬」はカタカナ表記、それ以外の日本に輸入されてない競走馬は英語表記とする(このルールは以後検討課題である)。またここでは日本に輸入された馬に対してアスタリスクをつけた。

現役種牡馬

引退種牡馬

歴史的種牡馬

= 三大始祖
=

= 根幹種牡馬
=

関連項目


競馬

Hengst | Stallion | Hengst (paard) | Ogier | Hingst

 

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