相対音感(そうたいおんかん)とは、ある音の高さを基準に、聴いた音の相対的高さを判別する音感の一種である。例えば、あらかじめ「ド」の音を聴かされた上で「ド」を基準に次に聞こえる音の高さを判別する、というもの。
基準音を提示されないと音名を答えられない点で絶対音感と異なる。絶対音感は生まれつき持っているか、幼若期にピアノなど固定ピッチの楽器で訓練しないと身に付きにくいと言われるが、相対音感は幼若期を逃しても、訓練を重ねれば身につくものである。訓練を重ね慣れてくれば、和音を構成する音を正確に当てることも可能になる。特に声楽などのように、移調が頻繁に行われる科目や、器楽、弦楽などの作音楽器を演奏する人、ピアノなどメロディーを奏でる楽器を演奏する人には身につけていることがある。
この能力だけに限らないが、精度の高い音感を持つ者は、音楽等を聴くことのみで、楽譜などに正しく採譜することが出来るとされる。