為替レート(かわせレート、Exchange Rate)とは、通常の外国為替の取引において、外貨との交換比率(交換レート)を指す。為替相場、通貨レート、単にレートとも呼ぶ。基本的に市場で決定される。市場で決定されたレートをMER(Market Exchange Rate)と呼ぶ。
基準となる通貨とその相手通貨によって、変動相場制と固定相場制の2通りの方式が存在する。先進国の通貨の多くは主に変動相場制を利用しており、需要と供給の関係で日々異なる比率で取引される。途上国はドルとの間で固定相場制を維持する傾向が強かったが、通貨危機への脆弱性から相次いで変動相場制へ移行した。一方、欧州では諸通貨間のレート変動を次第に抑制し共通通貨ユーロを誕生させた。ユーロは国境を越える最も強力な固定相場制を実現したことになる。
公式の為替レートと、実体としての為替レートに大きな開きがある国も存在する。また、金銭の価値を為替レートのみで比較することはできず、購買力平価を考慮に入れる必要がある。
各銀行は、小口の顧客取引についてはその日の相場動向を見越して仲値と呼ばれる基準相場を定め、銀行間相場が大きく動くことが無い限り、(銀行間相場が細かく動いたとしても)日中はその相場を基に取引を行うことが多い。(東京市場では、以前は大手行の当番制で共同して用いるドル円の仲値を定める慣行があったが、現在は異なる。)なお、銀行間では、何れの通貨も基本的に対(アメリカ)ドルで取引されるので、対円のレートは、当該通貨の対ドル相場と、ドル円の相場との合成として計算されることが一般的である。
となる。
また、外貨の現金との両替を依頼する場合には、さらにキャッシュハンドリングチャージ(cash handling charge;現金取り扱い手数料)と言われる手数料分が加味される。(顧客からの買取の場合はその分安く、顧客への売却の場合はその分高くなる。)
これは、外貨預金の場合は帳簿上の付け替えでも済むのに対して、両替となると実際に外貨の現金を当該外貨の本国との間でやり取りする必要があり、運送費・保険料その他がかかってしまうことが理由とされている。
その他、貿易取引に使われるレートや、為替予約と呼ばれる先日付取引に使われるレートは、決済期日までの金利を勘案して定められる。
外貨建てでクレジットカードを使った場合の決済相場は、請求票がカード会社の決済センターに届いた際の相場に、数%程度の手数料を加味した相場であるとされている。従って、国内で両替して海外で現金で支払うよりは、実質の為替レートが有利になる可能性がある。
Taxa de canvi | Měnový kurz | Wechselkurs | Exchange rate | Tipo de cambio | Taux de change | Deviza | Tasso di cambio | 환율 | Wisselkoers | Vekslingskurs | Kurs walutowy | Taxa de câmbio | Валютный курс | Växelkurs | Döviz kuru | 汇率