気圧計(きあつけい)とは、大気の圧力を測定する器具のことである。気圧は天候の変化に対応する重要な測定項目として、ほとんど全ての気象観測点で観測が行われているため、用途に応じた様々な種類の気圧計が用いられている。レーザー干渉計・航空機・GPSなどでは、大気(空気)の圧力に伴う物性の変化(密度、屈折率など)を原因とする誤差を補正するため、その目的に応じた気圧計が用いられる。
地上からの高度と気圧の間には一定の関係があるため、気圧計と同じ構造のものが高度計として用いられる場合がある。
水銀溜めの下部は、皮製の袋をネジで押し上げて液面の高さを調整する構造になっており、水銀溜め内部の液面が象牙の針の先端に接するようにして目盛りを読み取る。より厳密には、温度・重力加速度による補正が必要である。
高価であること、全長が長く重量が重いこと、衝撃等に弱く運搬に適さないことが欠点である。
アネロイド気圧計の一種として、ゼンマイなどの動力で回転するドラムに巻かれた記録用紙に、気圧の時系列を自動的に記録する自記気圧計もある。近年では、圧力センサの出力をアナログ-デジタル変換してコンピュータで記録する機器に置き換えられている。
静電容量式センサは、集積回路の技術を応用して、密閉した構造のシリコン製のコンデンサを形成し、気圧による電極間の距離の変化を静電容量の変化として記録するセンサである。加工の精度が非常に高いため、精度や安定性の点で優れている。
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