民主集中制(みんしゅしゅうちゅうせい)とは、マルクス・レーニン主義政党の組織原則である。
各級指導機関は、選挙により選出されるが、いったん選出された指導機関には服従しなければならないとされる。民主主義の立場と、党は革命の司令部であるとの立場を折衷させたものと言える。
とは言え、「個人は組織に従属し、少数は多数に従属し、党は中央に従属する」との表現通り、党は1個の生命体であり、党員は細胞に過ぎず、脳髄は党中央であるとの解釈も出来る。
旧イタリア共産党は、マルクス・レーニン主義と訣別した証として、民主集中制を放棄した。
旧ソ連などの共産主義国は、党内だけでなく国政にも民主集中制を導入した。しかし、これらの国では選挙は形ばかりのものであった。例えば、旧東ドイツでは予め決められた議席配分リスト(当然共産主義の政権党が圧倒的多数)に賛成か反対かを表明する、というものでしかなく、しかも個人の投票行動は当局によって監視されていたため反対票が非常に出にくい、というものであった。つまり「民主」というのは言葉だけのものであったところがほとんどである。
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