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歯科医師(しかいし、Dentist)は、歯科医療の領域において、歯科医学に基づいた傷病予防、診療および公衆衛生の普及を責務とする医療従事者である。その職務等に関しては、歯科医師法により規定されている。

一般に、「歯医者」(はいしゃ)と呼ぶことが多い。

医師薬剤師とともに、医療3師(医療系3大プロフェッショナル)の1つ。

歴史


名称


英称は、Doctor of Dental Surgery(DDS)だが、時折DDSは専門医の「口腔外科医」の意味として用いられることもある為、ハーバード大学歯科大学院などでは、Doctor of Dental Medicine(DMD)も用いられる。つまり、アメリカでは歯科大学院を卒業し、試験に合格すると「DDS」、「DMD」のどちらかの称号を与えられる為、両称号が混同して使用されているのが実情である。一方、日本では「DDS」を用いることが多い。尚、Doctor of Dental Science(DDSc)は、「歯学士」を指す。

歯科医師になる為には、厚生労働省が指定した大学歯学部専門課程を経て、国家試験(歯科医師国家試験)に合格しなくてはならない(「歯学士」だからと言って歯科医師とは限らない)。

日本の歯科医師制度


日本において歯科医師は、医師とは別の国家資格であり、歯科医師国家試験に合格したものに対して厚生労働大臣より免許が与えられる。

歯科医師国家試験の受験資格は、大学において歯学の正規の課程 (高校卒業後6年間。学士入学者は4年間~4年半。) を修めて卒業した者などに与えられる。免許を与えられた者は歯科医籍に登録をうけられる。

2006年平成18年)度からは、医師と同様に歯科医師として診療に従事する為には、歯科医師免許取得後1年間ないし2年間卒後臨床研修を行うことが義務づけられる。

歯科衛生士に認められている一部行為を除き、他者の指示に基づかず歯科医業を行うことは歯科医師のみに認められている。また、主に歯科医業を行う病院及び診療所の管理者も歯科医師が就くものと定められている。

現在、歯科医師免許に更新期限はなく、歯科医業停止・免許取消を医道審議会により決定されない限り生涯にわたって有効である。

歯科医師免許は、診療科ごとに交付されるものではない。その為、各診療分野の学会が学会認定医などの認定を行っている。これらは法的な拘束力を持つ資格ではないため所持していなくても診療科を標榜することは可能。

医師との関係については、医師は医業、歯科医師は歯科医業の分野においてほぼ同じ権能を有するが、口腔および顔面以外の治療行為ができないなど法令上医師と若干取扱いが違う部分もあるが、基本的扱う部位が違うだけだけであり医療行為は同じである。尚、医師が歯科医業を行うことや歯科医師が医業を行うことは無資格者による行為として処罰の対象となる。

専門分野


歯科医師は、一般に齲蝕(虫歯)などの硬組織疾患を予防および治療する医療従事者と考えられているが、実際はそうではない。

歯科医師を大別すると下記のようになり、それぞれが連携あるいは跨って治療・研究を行っている。一部では、「歯科」というと歯一組織しか診ていないような印象を一般に受けることから、広く全身の健康増進・治療・予防という観点から「口腔科」、「口腔医」という名称を使用した方がよいとの意見もある(現在、法的に口腔科・口腔医と標榜はできない)。

専門医・認定医資格


歯科医師に付与される資格(医師同様)


歯学部歯学科を持つ日本の大学(29校)


国立大学法人(11校、公立1校)

私立(17校)

関連項目


外部リンク


国家資格 | 医療資格 | 歯科医療 | 業務独占資格

Dentist | Doctor of Dental Medicine | Doctor of Dental Surgery | Tandarts | Gê-i-su

 

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