歌詞(かし)とは歌に伴うことばである。そもそも人声は、発せられるときことばを伴うことが多いのであり、人声が一定の音高やリズムを持つなどして歌となってもことばを伴うのはきわめて自然なことであろう。
西洋音楽における歌詞
詞と曲の関係
西洋音楽にあっては、歌詞は歌にあって
旋律と同等かそれ以上に重要なものと捉えられている。多くの歌は、詞に対して旋律を付けたものである。ただし、旋律に詞を付けるという手順によるものもある。また、多くの場合、歌詞に取られるものは散文よりは
詩であって、
韻文であることが多い。
節
旋律は詞よりも短く書かれることがあり、この場合、旋律は繰り返して演奏されることになる。最初に歌われる歌詞を1番、2回目に繰り返して演奏されるときの歌詞を2番、次を3番、のように呼ぶのが一般的である。この「番」は「節」ともいい、複数の節がある(2番、3番がある)ことを「有節」であるという。
楽譜における歌詞
楽譜にあっては、詞は音符の下、時には上に添えて書かれる。
詞の翻訳
歌が、その歌詞の言語を知らない人の間で歌われる場合、歌詞を翻訳することがある。旋律になるべく変更を加えずに翻訳するためには、翻訳前と翻訳後の音節数やアクセントをなるべく揃えることが求められるため、散文の翻訳のようには言葉の意味を保持できない場合がある。
歌詞を伴わない歌
歌詞を伴わない歌をヴォカリーズ(母音唱)と呼ぶ。
外部リンク
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