標準軌(ひょうじゅんき、Standard gauge)は、鉄道線路の軌間、すなわちレール間隔が1435mm(4フィート8.5インチ)であるものをさす。
鉄道が発展伸張するにつれ、他路線との接続および車両の相互運用を可能とする軌間の共通化への要求が高まり、最終的に採用されたのが、この標準軌である。 今日では、世界の鉄道線路のうち60%がこの軌間を採用している。
英国においては、当初の軌間は1422mm(4フィート8インチ)であったが、若干広げられこの標準軌になった。米国では、多くの初期の鉄道車両は英国から購入したものだったので、一部の路線では同じ軌間を採用したが、19世紀後半中葉までは英国も米国もいくつもの異なる軌間の線路を抱えていた。
米国においてもErie鉄道などで1524mm(5フィート)を採用していたが後に標準軌に改められた。そのため、この鉄道の車両限界は大きく、東部から西部への大型貨物の通過ルートとして現在でも重宝されている。
日本では新幹線や一部の私鉄でこの標準軌を採用している。昔は、在来線に多く使用している1067mm軌間(狭軌)を「標準軌」、この1435mm軌間を「広軌」と呼んでいた事もあった。
ローマ帝国時代の轍(わだち)のついた道路にまで起源をさかのぼることができるともいわれている。
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