核果(かくか)は果実の1タイプで、一般的なイメージにおける果実に近いものの一つで、中心に大きな種が1つ入っているものである。
また、クルミやアーモンドなど、ナッツとして利用される果実の一部は核果ではあるが、いずれも肉質の中果皮は薄く、動物にとって魅力的な糖分や脂肪を蓄えていない。また核の内部の種子は子葉がよく発達して脂肪を多く蓄えている。これらの種子散布様式は多くの核果と異なり、むしろドングリのものに近いと考えられる。つまり、種子の内部の子葉を食べるリスやネズミのような動物がこれらの果実を冬季の食物として土に埋めて分散貯食し、春に余って食べ残されたものが新天地で発芽して新しい世代の植物となるわけである。これらの植物では、核は貯食を行うネズミやリス以外の動物に容易に種子を食べられなくして、より多くの種子がこれらの動物の貯食にまわるようにしていると考えられる。
さらに、果肉で動物を誘引して種子散布を行っている果実がすべて核果になっているわけではない。例えばカキやリンゴ、柑橘類、ブルーベリーなどの果実では内果皮ではなく種皮が硬化して、動物の消化管内での胚の損傷を防いでいる。
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