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札幌市(さっぽろし)は、北海道の市で、道庁所在地ならびに石狩支庁所在地。政令指定都市の中で静岡市に次ぐ広大な面積を持ち、東京特別区を含め5番目の人口を有し、日本で最も北(北緯43度4分、東経141度21分)に位置する百万都市でもある。そして日本最大級の人口規模の内陸都市で、北海道の政治・経済の中心都市である。
1972年の札幌オリンピック開催を機に世界的な観光都市となった。近隣に小樽市、江別市、北広島市などのベッドタウンを擁し、札幌都市圏を形成する。平成12年国勢調査による10%都市圏(通勤・通学圏)による札幌都市圏の人口はおよそ231万人であり、これは、首都圏、京阪神大都市圏、中京大都市圏、福岡都市圏などに次ぎ国内でも屈指の都市圏規模である。また、札幌駅前・大通という、近隣都市からも集客するショッピングエリアを持ち、その経済圏(道央圏) の人口は340万人におよぶ。また、市の中心部は地下街が発達している。
地理
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隣接している自治体
歴史
- 市町村名の由来
- もともと「サッポロ」は現在の豊平川にアイヌの人々がつけた名で、その流路一帯の地名にも転用されたものであるとされる。由来はアイヌ語の「サッ・ポロ」sat-poro(乾いた大きい)であるとする説が有力だが、その意味するところについては「かつての豊平川が乾季に極端に水量が少なくなる川だったため」、あるいは「一帯が乾燥した広大な土地であったため」と意見が分かれる。「サリ・ポロ・ペッ」sari-poro-pet(湿原が広い川)であるとする説は、低湿な豊平川下流部の様子を的確に表しているが、「サリ」あるいは「サル」で始まる表記で記録された書物・地図が見あたらないとの指摘がある。
- 1857年 : この頃初めての和人が現在の豊平橋付近に渡し守として定住。志村鐵一と家族の3名が右岸(現在の豊平区側)に、吉田茂八と家族の4名が左岸(現在の中央区側)に、それぞれ住んだ。
- 1866年 : 現在の東区内に大友亀太郎が定住。付近は札幌村となる。
- 1869年 : 開拓使設置。現在の中央区本府・中央・東・東北・大通・桑園地区の全体と豊水・西創成・西地区の一部(他は山鼻村)と北区鉄西・幌北地区と東区鉄東地区に札幌本府の建設を始める。
- 1870年 : 現在の中央区苗穂地区および東区苗穂地区に山形県人が入植。苗穂(なえぼ)村となる。現在の東区丘珠地区に山形県人が入植。丘珠(おかだま)村となる。
- 1871年 : 現在の白石区中央・本通地区に宮城県白石市から仙台藩の重臣・片倉家の家臣団が入植。白石(しろいし)村となる。現在の豊平区月寒地区に和人が入植。月寒(つきさっぷ)村となる。現在の豊平区平岸地区に和人が入植。平岸(ひらぎし)村となる。
- 1872年 : 現在の豊平区豊平・美園地区に和人が入植。豊平(とよひら)村となる。
- 1873年 : 現在の白石区菊水・菊水上町・菊水元町地区に既に白石村に入植していた仙台藩士の一部が移動して再入植。上白石(かみしろいし)村となる。
- 1875年 : 現在の西区琴似地区に屯田兵が入植。琴似(ことに)村となる。
- 開拓使仮学校が東京より移転する。
- 1876年 : 現在の中央区曙・山鼻・幌西地区の全体および豊水・西創成・西地区の一部(他は札幌区)に屯田兵が入植。山鼻(やまはな)村となる。
- 開拓使仮学校を札幌農学校と改める。
- 1880年 : 札幌全域を札幌区と改称する。
- 札幌~小樽手宮間に鉄道開通。
- 要人接待用の施設として、大通に豊平館が建設される(現在は中島公園に移転)。
- 1882年 : 開拓使廃止。函館・札幌・根室の3県に分ける。
- 1884年 : 札幌区を札幌郡に変更し、札幌市街地のみを分割して札幌区とし、札幌区役所を設置した。
- 1886年 : 札幌・函館・根室の3県を廃止し、北海道庁を設置。
- 1888年 : 北海道庁赤れんが庁舎ができる。
- 1889年 : 札幌で最後の屯田兵入植。(篠路兵村:現在の北区屯田)
- 1899年 : 区制施行。札幌区となる。区とは市よりも小さく町よりも大きな自治体である。札幌区以外に道内には他に函館区と小樽区があった。
- 初代区長 対馬嘉三郎 就任(明治32年12月~明治35年5月)
- 1902年 :二代目区長 加藤寛六郎 就任(明治35年6月~明治39年6月)
- 1906年 :三代目区長 青木定謙 就任(明治39年11月~大正元年11月)
- 1907年 : 札幌農学校が東北帝国大学農科大学となる。ちなみに仙台市の東北帝国大学理科大学の開学は1913年で、これより6年遅い。
- 1910年 : 札幌区周辺の札幌村(現在の東区の一部)と苗穂村(現在の中央区と東区の一部)と上白石村(現在の白石区の一部)の各一部、豊平村(現在の豊平区の一部)の豊平・旭町・水車町、山鼻村(現在の中央区の一部)の屯田兵村地区を編入。
- この時の札幌区の区域は現在の中央区、北区、東区、白石区、豊平区の各一部である。
- 1913年 : 四代目区長 阿部宇之八 就任(大正2年8月~大正8年8月)
- 1918年 : 札幌電気軌道(現在の札幌市電)が開通する。
- 東北帝国大学農科大学が独立して第五番目の帝国大学の北海道帝国大学となる。
- 定山渓鉄道が開通する(~1969年)。
- 1919年 : 五代目区長 佐藤友熊 就任(大正8年12月~大正10年12月)
- 1922年 : 市制施行。札幌市となる。
- 1923年 : 初代市長 高岡直吉 就任(大正12年2月~昭和2年12月)
- 1927年 : 二代目市長 橋本正治 就任(昭和2年12月~昭和12年5月)
- 1930年 : 札幌市営バスの運行開始(~2004年3月)
- 1937年 : 第5回冬季オリンピック(1940年)の開催が決定したが、国際情勢の悪化により、翌年返上。
- 三代目市長 三沢寛一 就任(昭和12年7月~昭和20年7月)
- 1941年 : 円山町と合併。現在の中央区の一部(西20丁目以西、旭ヶ丘など)となる。
- 1942年 : 札幌飛行場(丘珠空港)設置。
- 1945年 : 四代目市長 上原六郎 就任(昭和20年8月~昭和21年11月)
- 1947年 : 地方自治法施行による市長公選。
- 五代目市長(公選初代) 高田富與 就任(昭和22年4月~昭和34年4月)
- 1950年 : 白石村と合併。現在の白石区の一部(既に札幌市であった菊水を除く)、厚別区の全体となる。
- 第1回さっぽろ雪まつり開催。
- 1955年 : 琴似町、札幌村、篠路村と合併。
- 現在の中央区(宮の森、盤渓は旧琴似町)、北区(新琴似、新川、屯田、北25条?以北は旧琴似町、篠路は旧篠路村)、東区(大部分は旧札幌村)、西区(旧手稲町の平和、西町、宮の沢を除き旧琴似町)、手稲区(新発寒は旧琴似町)の各一部となる。
- 1956年 : 大通にテレビ塔ができる。
- 1959年 : 六代目市長(公選二代目) 原田與作 就任(昭和34年5月~昭和46年4月)
- 1961年 : 豊平町と合併。現在の豊平区の一部(既に札幌市であった豊平、旭町、水車町を除く)、清田区と南区の全体となる。
- 1967年 : 手稲町と合併。現在の西区(平和、西町、宮の沢)、手稲区(旧琴似町であった新発寒を除く)の各一部となる。
- 1968年 : 北海道100年記念式典・札幌市創建100年記念式典が行われる。
- 1971年 : 七代目市長(公選三代目) 板垣武四 就任(昭和46年4月~平成3年5月)
- 札幌市営地下鉄南北線の(北24条駅~真駒内駅)が開業。東京、大阪、名古屋に次ぎ、全国で四番目の地下鉄の走る都市となる。開通時より全駅で自動改札機が導入されている。
現札幌市役所庁舎が完成
- 1972年 : 政令指定都市に指定され、中央区、北区、東区、白石区、豊平区、南区、西区の7区からなる行政区制施行。新しい区名に合わせ、東保健所が白石保健所になるなど、従来の施設の名称変更が行なわれる。この後、東警察署は白石警察署に、北警察署は東警察署に、それぞれ名称変更する。
- 冬季オリンピックの札幌オリンピック開催。
- 1976年 : 札幌市営地下鉄東西線の(琴似駅~白石駅)が開業。
- 1978年 : 札幌市営地下鉄南北線の(北24条駅~麻生駅)を延長。
- 1982年 : 札幌市営地下鉄東西線の(白石駅~新さっぽろ駅)を延長。
- 1988年 : 札幌市営地下鉄東豊線の(栄町駅~豊水すすきの駅)が開業。
- 1989年 : 白石区から厚別区を、西区から手稲区を、それぞれ分区する。
- 1990年 : 第1回パシフィック・ミュージック・フェスティバルを開催。
- 1991年 : 八代目市長(公選四代目) 桂信雄 就任(平成3年5月~平成15年4月)
- 1992年 : 第1回YOSAKOIソーラン祭りを開催。
- 1994年 : 札幌市営地下鉄東豊線の(豊水すすきの駅~福住駅)間を延長。
- 1996年 : コンサドーレ札幌設立。
- 1997年 : 豊平区から清田区を分区。
- 北海道拓殖銀行破綻。
- 1999年 : 札幌市営地下鉄東西線の(琴似駅~宮の沢駅)を延長。
- 2001年 : 札幌ドームが完成。
- 2002年 : 2002 FIFAワールドカップを開催。
- 2003年 : この年の1月に全国初の自治体コールセンターを設置。
- 札幌市長職務代理者 佐々木喜四 就任(平成15年4月~平成15年6月)
- 八代目市長(公選五代目) 上田文雄 就任(平成15年6月~現在)
- 2004年
- 日本ハムが札幌に球団を移転。北海道日本ハムファイターズとなる。
- 市営バス事業の完全民間委譲・撤退。
- 2005年
- (10月)札幌市たばこの吸い殻及び空き缶等の散乱の防止等に関する条例施行
- (12月)札幌市公衆に著しく迷惑をかける風俗営業等に係る勧誘行為等の防止に関する条例(通称すすきの条例)施行
行政
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現在の市長は、
上田文雄である。
2003年に政令指定都市初の再選挙にもつれ込んだ市長選を制した。2007年6月7日が任期満了日。
2003年度決算での一般会計は、歳入8109億円、歳出8041億円。北海道は長期不況下にあり、その影響で市税が減少、福祉支出が増加している。事業会計では建設費の利払いに苦しむ高速電車事業(地下鉄)の赤字が96億円と大きい(札幌市交通局参照)。
亜寒帯湿潤気候に加え、日本海側気候の影響で雪が多い札幌市では、2004年度の雪対策予算に153億円をあてた。このうち道路の除雪、排雪が115億円を占める。これは一般会計予算の0.2%以下である。
2016年以降の夏季オリンピックを誘致を計画していた。実現すれば日本では初の冬季・夏季五輪両大会経験都市の誕生が期待されたが、財政難のため見送りとなった。
人口
- 2005年8月1日現在の推計人口は1,874,890人、世帯数は857,387世帯である。
- 2005年8月1日現在の外国人登録者数は8,414人である。
- 合計特殊出生率は政令指定都市の中で最も低い。理由としては道外の政令指定都市に比べて核家族の比重が比較的高く3世代同居家庭が少ないなどといった地縁・血縁的な事情や、大企業や製造業に乏しく中小企業が多いため、結婚して子供を産んでからも仕事を続けることが難しいといった経済・労働的な事情が主な要因として考えられる。
経済
北海道経済の中心となっている。仙台市などと同じく支店経済であり、大手企業の支店・支社が集中している。
産業
産業集積地
- 発寒鉄工団地(西区)
- 発寒第二工業団地(西区)
- 新川工業団地(北区)
- 流通業務団地(白石区)
- 手稲工業団地(手稲区)
- 手稲山口軽工業団地(手稲区)
- テクノパーク(厚別区)
- ハイテクヒル真栄(清田区)
札幌市に本社を置く主な企業
インフラストラクチャー
マスメディア
テレビ・AMラジオ局
FMラジオ局
コミュニティFM局
- ラジオカロスサッポロ(札幌市中央区/札幌コミュニティ放送局)
- ラヂオノスタルジア(札幌市中央区/札幌ラジオ放送)
- さっぽろ村ラジオ(札幌市東区)
- 三角山放送局(札幌市西区/らむれす)
- ドラマシティFM新さっぽろ(札幌市厚別区/(有)BIPSC(ビップス))
- FMアップル(札幌市豊平区/エフエムとよひら)
新聞社
雑誌社
銀行・信用金庫・労働金庫
食品・外食産業
その他
札幌で創業された主な企業
- サッポロビール(開拓使麦酒醸造所の後身である札幌麦酒会社を源流の一つとする。札幌市に北海道本社を置く)
- 雪印乳業(登記上の本店を札幌市に置く)
- つぼ八(外食チェーン)
- とんでん(和食レストランを展開)
- ハドソン(ゲームソフト製作)
札幌市にかつてあった企業
姉妹都市
海外
1972年共にオリンピックを開催した経緯から姉妹都市となったミュンヘン以外はいずれも札幌市とほぼ同じ緯度にある都市である。
国際交流
地域
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行政区
札幌市は以下の10区で構成されている。
- 中央区(施行 - 1972年、人口 - 202,776人)
- 北区(施行 - 1972年、人口 - 272,874人)
- 東区(施行 - 1972年、人口 - 254,021人)
- 白石区(施行 - 1972年、人口 - 201,326人)
- 厚別区(施行 - 1989年、、人口 - 129,713人)
- 豊平区(施行 - 1972年、人口 - 209,420人)
- 清田区(施行 - 1997年、人口 - 112,777人)
- 南区(施行 - 1972年、人口 - 153,034人)
- 西区(施行 - 1972年、人口 - 207,331人)
- 手稲区(施行 - 1989年、、人口 - 137,603人)
教育
交通
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事・名物・名産品
名所
中央区
北区
東区
白石区
厚別区
豊平区
清田区
南区
西区
手稲区
レジャー
祭り・催事
名物・名産品
芸術
楽団
イベント
施設
スポーツ
スポーツクラブ・スポーツチーム
イベント
施設
文化財
国指定重要文化財
国指定史跡
- 開拓使札幌本庁舎跡および旧北海道庁本庁舎
- 琴似屯田兵村兵屋跡
国指定天然記念物
道指定文化財(建造物)
市指定文化財(建造物)
国登録有形文化財
- 札幌市資料館
- 北海道大学古河記念講堂
- 北星学園創立百周年記念館
- 日本キリスト教団札幌教会
- 北海道知事公館
- 杉野目家住宅
- 北大農学部博物館バチェラー記念館
- 北大農学部付属植物園庁舎
- 旧札幌農学校昆虫及養蚕学教室
- 旧札幌農学校図書館読書室
- 旧北海道庁真駒内種畜場事務所
- 北海道大学旧札幌農学校図書館書庫
- 旧西岡水源池取水塔
その他
札幌市民憲章
- わたしたちは、時計台の鐘がなる札幌の市民です。
- 元気ではたらき、豊かなまちにしましょう。
- 空も道路も草木も水も、きれいなまちにしましょう。
- きまりをよくまもり、住みよいまちにしましょう。
- 未来をつくる子どものしあわせなまちにしましょう。
- 世界とむすぶ高い文化のまちにしましょう。
外部リンク
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