戦略(せんりゃく)とは、特定の目標(目的)を達成するために描かれた長期的なプランのことであり、戦術の上位概念として位置づけられる。
戦争に代表される闘争行為/競争行為を目的-戦略-戦術と階層化・体系化して、各レベルにおける最適解を求めるアプローチ及びそれに伴う組織論は、カール・フォン・クラウゼヴィッツが、その著書『戦争論』において確立したものであり、いわゆる戦略論が展開されるときは、この基本スキーム下にあると言っても過言ではない。それ以降、以下に例示するように、戦略という言葉はさまざまな分野で使われている。
勿論此方の交戦力が奪われることは戦争継続を困難にするため、結局戦争の敗北という結果に帰着する。従って十分な生産力や兵站の確保は戦争の遂行に欠くべからざるものであり、戦略において重要な要素となるのである。このことに関しては西洋のみならず東洋においても多くの注意が払われてきた。例えば孫子には食料などは敵軍から奪うのがよいと記されている。現在においては人道などの面から見て問題があると思われるこの方便も敵の食料(継戦力)を奪い、味方の食料を増やす有益な方法として推奨されている。
ゲーム理論において戦略(strategy (game theory))とは、発生事象に対する、特定の反応行動の一連のリストというべきものであり、プランが長期的であるかどうかとは無関係である。戦術の上位概念でもない。
経営戦略論においても「戦略」と「戦術」というクラウゼヴィッツ以来のスキームが適用されている。しかし、軍事戦略におけるそれとは異なり、両者を明確に区別することなく、戦術に相当することも「~戦略」と言われるなど、あいまいに使われている。一般的には「戦術」という用語は経営戦略論では使われない。
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