article

Solare_Planeten99.jpg 惑星(わくせい)とは、太陽その他の恒星の周りを回る天体である。規模の小さなものは小惑星と呼んで区別するが、惑星と小惑星を区別する厳密な定義はない。

太陽系の惑星


惑星として受け入れられている天体

  1. 水星
  2. 金星
  3. 地球
  4. 火星
  5. 木星
  6. 土星
  7. 天王星
  8. 海王星
  9. 冥王星海王星以遠天体。大きなカイパーベルト天体であり惑星ではないとする説が主流)

その他の天体

海王星以遠には直径1000kmを超えるような大型の天体が発見されており、これまでも「第10番惑星発見か?」と報道されたことがある。セドナは太陽から冥王星の3倍離れた距離を公転する天体であり、直径1700kmと巨大であったため、新しい惑星と報道された天体の一つである。オルクス(推定1600km)、クワオアー(同1200km)なども同様であるが、いずれも惑星に含まないとする見解が一般的である。

2003 UB313は冥王星よりも大きい(2700-3000km)と考えられており、惑星と認められるのではないかと報道されたが、国際天文学連合によって承認されるまでは未確定である。

内惑星と外惑星

太陽系の惑星のうち、地球よりも内側にある水星・金星を内惑星、地球よりも外側にある火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星を外惑星と呼ぶ。

惑星が地球を挟んで太陽の反対方向にある状態を、太陽と同じ方向にある状態をと言う。内惑星には衝はなく、また合の位置も、太陽の手前にある内合と太陽の向こう側にある外合の二つの場合がある。

惑星は通常、空を西から東に移動するように見える。この状態を順行と呼ぶ。逆に東から西へ移動するように見える状態を逆行と呼ぶ。外惑星の場合、地球から見て衝の位置にある時に地球がその惑星を追い越すため、衝の時期に逆行する。内惑星の場合には内合の位置にある時に地球がその惑星に追い越されるため、内合の時期に逆行する。惑星が順行から逆行、または逆行から順行に変わる時にはしばらくの間天球上で動かなくなるように見える。この状態をと言う。

地球型惑星と木星型惑星

水星・金星・地球・火星は比較的半径が小さく、岩石を主成分としているという共通の特徴があるため、地球型惑星と呼ばれることがある。

それに対して木星・土星・天王星・海王星は、相対的に半径が大きく、厚いガスの層を持つという特徴があり、木星型惑星と呼ばれる。木星型惑星はさらに、木星と土星の巨大ガス惑星、天王星と海王星の巨大氷惑星に分けることもある。

冥王星については距離が遠いために性質が不明な点が多く、どちらに属するかは良く分かっていない。

太陽系外惑星


近年、観測手段の発達により、太陽系以外の天体でも惑星を有している恒星が発見されつつある。これらを太陽系外惑星、あるいは系外惑星と呼ぶ。

惑星・遊星という呼称の由来


漢字の「惑星」という呼称は、天球上の一点に留まらずうろうろと位置を変える様子を「惑う星」と表現したことから来ると言われている。天文学が発達する以前は、天動説の見地から太陽も惑星の中に分類されており、七曜曜日名や占星術にその考え方の名残がある。

なお、現在の天文学上の定義では、太陽は恒星、月は衛星に分類される。

惑星は、古くは遊星とも言った。「遊星」と「惑星」はともに江戸時代にまでさかのぼる言葉であり(ただし古い例では「游星」となっている)、外に「行星」の表記も行われていた。(参考:惑星と遊星

明治期、学術用語として東大学閥が「惑星」、京大学閥が「遊星」を主張し、結局東大閥が勝ち、現在、「遊星」の表記は、すっかり「惑星」にとってかわられている。しかし、遊星爆弾遊星歯車などの言葉がいまだに使われている。また、「遊星」の方が見慣れぬ言葉で幻想的なイメージがあるためか、ファンタジーSFの世界ではこちらが用いられることもある。

惑星を主題とする作品


惑星にちなんだクラシックの曲にグスターヴ・ホルストが作曲した『惑星』管弦楽組曲(作品32)がある。

地球を除く各惑星ごとに1つの曲がある。ただし、作曲された当時はまだ冥王星が発見されていなかったため、ホルストの手による冥王星にちなむ曲はなく、全7曲から成る楽曲となっている。

尚、ホルストの没後50年以上経った2000年、イギリスの作曲家 コリン・マシューズによって 『冥王星』という作品が発表されており、これを含む全8曲により構成される「組曲"惑星"」のCDがリリースされている。 (但し、この版が定着するかは未知数である、というのが今のところの専らの見解である。)

関連項目


天体 | 惑星

Planeet | Planet | كوكب | Планета | গ্রহ | Planete | Planeta | Planeta | Planet | Planet | Πλανήτης | Planet | Planedo | Planeta | Planeet | Planeta | سیاره | Planeetta | Planète | Planet | Planeta | כוכב לכת | Planet | Bolygó | Planeta | Planet | Planeto | Reikistjarna | Pianeta | ಗ್ರಹ | 행성 | Gerstêrk | Planet | Planeta | Planéit | Planeta | Planēta | Планета | Planet | Pjaneta | Chianeta | Planet | Planeet | Planet | Planet | Plianète | Planeta | Planeta | Planeta | Planetă | Планета | Pianeta | Planeta | Planet | Planéta | Planet | Planeti | Планета | Planet | கோள் | ดาวเคราะห์ | Planeta | Planet | Gezegen | Планета | Hành tinh | 行星 | He̍k-chheⁿ

 

This article is licensed under the GNU Free Documentation License. It uses material from the "惑星".

Home Pageartsbusinesscomputersgameshealthhospitalshomekids & teensnewsphysiciansrecreationreferenceregionalscienceshoppingsocietysportsworld