心的外傷(しんてきがいしょう、psychological trauma)とは、外的内的要因による衝撃的な肉体的、精神的ショックを受けた事で、精神的に大きなダメージを受け、その出来事が無意識下に抑圧され、それが長い間、心の傷と成ってしまう体験の事を指す。
典型的な心的外傷の原因は、特に幼児虐待、幼児に対する暴力、それらの脅威、目撃である。両親のセックスを見てしまった場合もトラウマになることがある。また、戦争や犯罪、自然災害である地震、火山の噴火等もまた心的外傷の要因となりうる。
心的外傷によりPTSDなどの精神疾患が生じた場合は、精神療法(心理療法)や薬物療法などの治療が有効である。
上記に「その出来事が無意識下に抑圧され、それが長い間、心の傷と成ってしまう体験の事を指す。」とあるように心の傷が認識できなく、要因がわからないときに「トラウマ」という状態になる。専門家でないものが、「○○の原因でトラウマになった。」という表現は正しくない。なにか、よくわからないが要因がはっきりしないことを指す。
戦時下において、心的外傷は戦争神経症やPTSD(外的障害後ストレス症候群)として知られている。これは、心に傷を負った人が悪夢を経験し、ある場面、ある土地、ある不安や他の兆候を避けようとする時に特有の行動様式である。
PTSDはベトナム戦争後、帰還兵が退廃し、時には薬物中毒になる状況の中で救済のために作られた病名である。しかし、その後、PTSDはその適応範囲を広げている。
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