心拍数(しんぱくすう、英語 heart rate)は、一定の時間内に心臓が拍動する回数をいう。通常は1分間の拍動の数(bpm、beats per minute)をいう。心臓が血液を送り出すさいに、動脈に脈拍が生じるので、この回数を数えると脈拍数(みゃくはくすう)と呼ぶ。
簡易な方法としては、手首の橈骨動脈に人差し指と中指を当てて、脈拍を感じ取って数える方法がある。時計で1分間を計りながら回数を数えても良いが、20秒間で計って3倍すると手っ取り早い。
運動強度(%)=(心拍数-安静時心拍数)÷(最大心拍数-安静時心拍数)×100
例えば、安静時の心拍数が60、年齢30歳の場合、計算上の最大心拍数は220-30=190となるので、心拍数60の時が運動強度0%、心拍数125の時が運動強度50%、心拍数190の時が運動強度100%である。
運動強度が強い場合と弱い場合で、体内でエネルギーを得るメカニズムが異なり、血中の乳酸濃度も異なる。一般的に心拍数110程度までの運動であれば、純粋有酸素運動の状態といわれ、血中の乳酸の増加はみらない。心拍数が110から150程度の範囲では、有酸素運動といわれ、血中の乳酸値は増加するが、体内で乳酸を処理できる範囲であるので、一定の値で均衡する。心拍数が150を超えると、筋肉に必要なだけの酸素を供給できない無酸素運動という状態になり、処理能力を超えた乳酸が増加してゆき、血液のpHも低下する。体脂肪を消費するには有酸素運動の状態が効率がいいといわれ、また持久力などの運動能力を向上させるためには無酸素運動の状態にもってゆく必要があるといわれるので、目的に合わせた強度の運動を計画的にするには、心拍数の把握が有効である。
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