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屋根の上のバイオリン弾きFiddler on the Roof)は1964年アメリカミュージカルショーレム・アレイヘムの短篇『牛乳屋テヴィエ』を原作としている。

スタッフ


  • 脚本:ジョーゼフ・スタイン
  • 作詞:シェルドン・ハーニック
  • 作曲:ジェリー・ボック
  • 製作:ハロルド・プリンス

あらすじ


テヴィエ(Tevye)とその家族をはじめとして、帝政ロシア領となったシュテットルに暮らすユダヤ教徒の生活を描いたものである。この作品には19世紀末のシュテットルの様子が良く描かれているという。

後半、一家の故郷・アナテフカはポグロムの猛威におされ、一家は強制退去を命じられる。原作ではイスラエルの地へ帰還するが、ミュージカルではニューヨークに向かう所で話が終わる。

映画化


1971年ノーマン・ジュイソン監督、ジョン・ウィリアムズ編曲、トポル主演で映画化された。アカデミー賞で3部門を受賞。

時代的背景


1920年代、アメリカには移民法が成立するなどし、移民の流入が阻まれた。そのために、ニューヨークにおけるユダヤ教徒の表現活動は、次第に東欧出身の1世から2世へと重心を移すようになっていったといわれる。そして、2世以降の若者は、ショレム・アレイヘムなどを東欧のイディッシュ語で楽しむ能力も余裕も失っていった。

1960年代に「屋根の上のバイオリン弾き」がブロードウェイ・ミュージカルとして大成功をおさめたのは、英語しか理解しない世代の台頭と、それらの世代の父・祖父の世代の世界へのノスタルジックな回帰、という時代風潮があったといわれる。

ユダヤ系移民に限らず、1世と2世などの「世代間の断絶」がアメリカの家庭にとって極めて切実な問題となっていた時代に、この作品はユダヤ系アメリカ人だけの問題ではなく、多くの人々からうけた。

舞台上演 


1967年からは日本でもミュージカルとして上演され、テヴィエ役は1986年まで森繁久彌がつとめた。その後、テヴィエ役は西田敏行市村正親に移って、上演を継続中。

ディスコグラフィー


劇中歌としては 「サンライズ・サンセット」などが知られている。

ミュージカル | アメリカ合衆国の映画作品 | 1971年の映画

Anatevka | Fiddler on the Roof | El violinista en el tejado | Un violon sur le toit | כנר על הגג | Fiddler on the Roof | Скрипач на крыше (мюзикл) | Spelman på taket

 

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