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大砲(たいほう、Artillery,cannon)は、兵器の一種で、巨大な弾丸を発射して敵を破壊・殺傷する火器の総称。砲・火砲もほぼ同義。

概要


これに分類される火器は重火器であり、よりも口径が大きい物とされる。ただし、このとの境界となる口径のサイズは軍や時代によって異なる。一般的には「銃よりも威力(殺傷力や破壊力)の大きな火器」と認識される。大砲の弾を砲弾といい、大砲を専門に扱う兵を砲兵、とくに発射する人を砲手という。

大砲の種類


大砲はその形状・構造や用途・歴史的経緯等によって様々な分類がある。なお、やや銃との口径の差異が不明確な機関銃でも「砲」と名の付く種類の物も、他の大口径の機関砲に分類される事もあるため便宜的に記載する。

用途等による分類

用途、歴史的分類による種別は以下の通り

構造による分類

砲身の内側の螺旋条により、砲弾の飛翔時に回転を加えることによって、弾道の安定を図る方式の砲
砲身の内側が滑らかになっている砲、初速が高いのが特徴
砲尾から砲口にかけて口径が小さくなってゆく砲。口径漸減砲とも呼ばれる
  • 多薬室砲(その形状からムカデ砲とも呼ばれる)
通常は尾栓側に入れられた炸薬の力によって砲弾を発射する所を、複数の薬室を設ける事で射程距離の延長などを目指した砲

略史


大砲を効果的に使って大きな成功を収めたのは、オスマン帝国が最初である。1453年コンスタンティノポリス包囲戦では、オスマン帝国のメフメト2世が大砲(ウルバン砲)を採用して戦果を上げた。

1571年レパントの海戦スペインを中心とした連合軍は砲撃をメインとした戦いで地中海の覇者オスマン帝国を撃破した。

ドイツ三十年戦争では、各勢力が大砲を使用し、ドイツ国土都市が荒廃した。大砲を野戦で実践的に使用したのは、スウェーデングスタフ・アドルフであった。彼は、戦闘のみならず、戦争全体に革命を起こしたと言ってよい。

フランス革命ナポレオン・ボナパルトは、パリ市内で人員殺傷用の散弾を装填した大砲を使用し、多大な戦果を上げた。

(以下続く)

逸話


陸上自衛隊の音楽隊が、観閲式などで序曲1812年を演奏する際、実際に大砲(空砲)を使用する)

関連項目


外部リンク


大砲

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