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大和市(やまとし)は、東京都心から40km圏内の神奈川県のほぼ中央に位置し、神奈川県横浜市、相模原市、藤沢市、海老名市、座間市、綾瀬市、東京都町田市に隣接する。人口約22万人。市域は南北に細長く、丘陵起伏がほとんどない。特例市に指定されている。かつて隣接する海老名市、綾瀬市、座間市との間に県央政令指定都市構想があった。

地理


地勢及び位置

大和市は神奈川県のほぼ中央部に位置し、東は横浜市、西は座間市、海老名市、綾瀬市に、南は藤沢市、北は、相模原市、東京都町田市にそれぞれ囲まれている。市の面積は27.06km²、広ぼうは東西3.22Km、南北9.79Kmと南北に細長く、標高は最大90m、最低30mで丘陵起伏がほとんどない都市である。鉄道は中央部を東西に相模鉄道本線、南北に小田急江ノ島線が走るほか、北部には東急田園都市線が乗入れ、狭い市域に8駅がある。このため、市内のどこからも最寄りの駅まで10分前後で行けるという便利さがある。また、道路網も国道246号線や旧国道246号線、国道467号線、旧国道16号線、主要地方道丸子中山線などが東西、南北に走り、交通の便も非常に良い。

河川・湖沼など

歴史


原始・古代(1192年以前)

大和市内の人類の足跡は、今から約23,000年前の旧石器時代の遺跡で確認されている。市域を流れる引地川、境川に沿った台地には遺跡が点在し、質の高い石器類が発掘されている。数多くの石器類からは当時の人々が狩猟中心の生活をしていたことがしのばれる事がわかる。約12,000年前ごろの縄文時代には、気候が温暖になってきた。動植物も豊かになり、人々のくらしも安定し、土器を使い、竪穴式住居にすむようになる。市内には縄文時代の草創期の遺跡があり、日本最古の土器片が出土している。

市内最古の神社である深見神社は、927年の延喜式にその存在が記録されている。創建は更に時代を遡るはずである。現在の場所に移ったのは焼失(明治期)後再建された戦中の事で、以前はやや西にあったという。神社の表参道であった大門は横浜市瀬谷区側にあった。大門の地名はすでに失われたが、大門川、大門小学校(いずれも瀬谷区)に名残がある。

中世(1590年頃まで)

鎌倉幕府が開かれると、市域は渋谷庄と呼ばれ渋谷重国が、室町時代には鶴間郷と呼ばれ足利氏が支配した。その後、戦国時代には後北条氏が相模の国を支配、市域はその家臣たちによって治められるようになった。そのころ、保田筑後の守など9人(福田開拓九人衆)が今の福田地域に土着して開墾している。古道として知られる滝山街道(現在の国道467号線)は鎌倉時代の重要な道のひとつである。

室町期には深見城が築かれた。城主として山田伊賀守経光の名が知られる。深見城の掘りとして機能した境川には、経光にちなんだ山田橋が現存する。深見城は大和市域に存在するが、馬場屋敷、中屋敷、牢場坂などの地名は境川の対岸横浜市瀬谷区にある。大和市域は乾燥した台地上であり、水の便の良い横浜市側の低地に多くの人々が居住していたのであろう。

近世(1868年頃まで)

1590年後北条氏滅亡後徳川家康が関東に入国した。検地が実施されたり、宗門人別帳の作成などが行われ、近世農村としての基礎固めが行われようになった。江戸時代後期の市域の戸数は646戸だったと記されている。また、現在市役所のある鶴間は、旅篭や茶店などがあり、大山参りに使われた矢倉沢往還の宿駅であったと渡辺華山の「游相(ゆうそう)日記」に記されている。幕藩体制時代、市域は初期を除き大部分が旗本領であったが、5代将軍綱吉の時代、常陸・鹿島にも領地をもつ坂本重冶は次第に加増をうけ、寺社奉行を歴任し、1万石余の大名になったが、逆鱗にふれ、元の旗本になり子孫は深見を領した。よって陣屋も建てられなかった。市内仏導寺には坂本家の慶長時代の墓所がある。

近世(1868年以降)

町村制の施行
1889年町村制が施行され、市域には鶴見村渋谷村の2つの村ができた。その後、鶴見村では分村問題が発生し、それを収拾するために1891年9月25日、村名を大和村と改称し、ここに「大和」の名称が誕生した。

= 現在の市名の由来
= 「鶴見村」は鶴間村、深見村、草柳村などが合併してできた村。鶴間村の”鶴”と深見村の”見”をとって名づけられたとされている。その後分村問題などの末、皆が「大いなる和」で協力していこうという意味から、1891年に「大和村」に改称したのである。(明治以降誕生した大和村・大和町はほぼこれと似たような意味から付けられている。)

二つの鉄道開通から終戦まで
1926年には、現在の相模鉄道(当時は神中鉄道といった)が開通。市内に大和駅相模大塚駅が設置された。1929年には小田急江ノ島線が開通。市内に中央林間都市駅(現中央林間駅)、南林間都市駅(現南林間駅)、西大和駅(現大和駅)、高座渋谷駅が開設された。

1941年には現在の厚木基地である相模野海軍航空隊ができた。1945年に終戦を迎え、海軍航空隊は米国海軍厚木航空基地となった。

また、大和村は1943年11月3日に大和町に、渋谷村は1944年11月3日に渋谷町にそれぞれ昇格した。

市制施行から東急田園都市線の開通へ

終戦後も大和町、渋谷町と二つの町で構成されていた。しかし、市制施行の数年前に長後、高倉などが藤沢市に編入することが決まった。渋谷町は規模が縮小しし、再び渋谷村となった。そこで1956年9月1日に大和町と渋谷村が合併を実施し、現在の大和市の形が出来上がったのである。さらに1959年2月1日に、大和町が市制施行を実施、ついに「大和市」となった。その後、つぎつぎと区画整理事業などが実施され、1976年には東急田園都市線つきみ野駅まで開通。1984年には中央林間駅まで開通した。完成までおよそ10年余りを要した相模鉄道の延べ1キロの地下化も平成5年に完成した。そして一年遅れて小田急大和駅が新装になり、また、小田急江ノ島線のロマンスカーえのしま号が大和駅に停車するようになった。近年、商業施設では従来、後にダイエーと合併する忠実屋、現在ユザワヤのあるビルには東急ストア、駅前に相高ストアがあったが、現在すべて撤退し、新駅オープンにあわせ駅ビルプロス(有隣堂大和店は3F)が出来、小田急線高架下には小田急グループの小田急OXが、相鉄ローゼン、マルエツに加え、イトーヨーカドーが鶴間駅近くの旧いすゞ車体工場跡地に大型SCをイオンと共に共同で出店し、旧イトーヨーカドー跡地にはオリンピックが、そしてイトーヨーカドー(セブン&Iグループ)グループの食品スーパー、ヨークマートが出店している。ディスカウントストアとして県内のみならず都内にも出店していた(イトーヨーカドーグループ)ダイクマが家電量販店最大手のヤマダ電機の傘下になった。また市内にはつきみ野にはイオングループの支援で経営再建がなったマイカルが特色ある店舗運営をしている。大和駅周辺に限って言えば、コンビニエンスストアではファミリーマートがどちらかというと多い。

大和市は工場も比較的に多く、中央林間には工場ではないが、IBMの研究所があり、工場では日本ビクターのディスクメディア工場、東洋製作所が、大和駅周辺には物置の稲葉製作所、特装車の極東開発、古河電工系の岡野電線、外資系の電子部品メーカー日本モレックス、東京ガスリンナイ系のガスター、日本飛行機、コンビニ向け弁当製造の日本製粉系のファーストフーズやフジフーズ、桜ヶ丘にはイタリア風ファミリーレストランのサイゼリヤ、相模大塚にはコージーコーナーの工場、最近では従来のホテルに加え、東横インなどのホテルもできた。また、高級料亭の山栄、地元で好評な北京飯店、近年では蟹料理の甲羅、木曽路(東証1部)などがあり、つきみ野には高級料亭で有名な「横浜うかい亭」JASDAQ上場がある。

特例市制定

特例市」制度は、地方分権を推進することを目的として、2000年4月、地方自治法の改正により創設された新たな都市制度である。人口20万以上の市に一般の市よりも多くの事務権限を与え、地方分権を推進する新たな核となることを期待した制度である。2000年11月1日、大和市は特例市に移行した。地域のことは地域で考え、地域で決める。そして自己責任を持つ。市民の皆様と行政が一体となり、そんなまちづくりを目指していくとしている。

行政


首長

土屋侯保つちや・きみやす

1995年第11代大和市長に当選。

1999年第12代大和市長に当選。(二選)

2003年第13代大和市長に当選。(三選)

助役

  • 大和市助役を置かないことの条例2002年条例第18号)により助役は置いていない。

宣言

行政機構(2004年4月1日現在)

  • 渉外室
    • 秘書広報課
    • 基地対策課
  • 企画部
    • 企画政策課
    • 総合計画担当
    • 分権強化推進担当
    • 財務課
    • 情報政策課
    • 防災対策課
  • 総務部
    • 総務課
    • 行政改革推進課
    • 職員課
    • 契約管財課
    • 収納課
    • 市民税課
    • 資産税課
  • 市民経済部
    • 市民活動課
    • 公聴相談課
    • 市民課
    • 保健年金課
    • 交通安全対策課
    • 農政課
    • 産業振興課
  • 環境部
    • 環境総務課
    • 環境保全課
    • 水と緑課
    • 環境管理センター
      • 施設安全課
      • 収集業務課
  • 保健福祉部
    • 福祉総務課
    • 医療健康課
    • 児童育成課
    • 介護保健課
    • 生涯福祉センター松風園
    • 福祉事務所
      • 高齢者福祉課
      • 生涯福祉課
      • 保護課
  • 都市部
    • 都市総務課
    • 建築課
    • 建築指導課
    • 開発審査課
    • 都市整備課
    • 大和駅周辺再開発事務所
      • 再開発課
  • 土木部
    • 土木総務課
    • 道路整備課
    • 土木管理課
    • 下水道整備課
    • 水質管理センター
      • 北部浄化センター
      • 中部浄化センター
  • 会計課
  • 渋谷土地区画整理事務所
    • 事業管理課
    • 整備事業課
    • 開発事業課
  • 市立病院
    • 診察部
    • 医療技術部
    • 看護部
    • 病院事務局
      • 総務課
      • 医事課
  • 消防本部
    • 総務課
    • 警防課
    • 予防課
  • 消防署
    • 管理課
    • 本署第一課
    • 本署第二課
    • 北分署
    • 南分署
  • 行政委員会
    • 市議会
    • 選挙管理委員会
    • 監査委員
    • 公平委員会
    • 農業委員会
    • 固定資産評価委員会
  • 教育委員会
    • 教育総務部
      • 総務課
      • 学校教育課
      • 指導室
      • 教育研究所
    • 生涯学習部
      • 社会教育課
      • 生涯学習センター
      • 青少年センター
      • スポーツ課
      • 図書館
    • 小学校
    • 中学校

立法


市議会

大和市議会は、定数29名。会派とその所属人数は次の通りとなる。(2004年5月29日現在)

県議会

神奈川県議会で大和市に与えられている議席数は3議席。前回の選挙結果は以下の通りとなる。
届出番号候補者氏名得票数所属会派当落
4江田みのる21,203民主党当選
5安藤ひろお20,743自由民主党当選
1益田はやお18,147公明党当選
3武志ふみえ11,519神奈川ネットワーク運動
2新井しゅんじ6,069日本共産党

国会議員

衆議院
大和市は、周辺の綾瀬市、海老名市、座間市から構成される神奈川13区が選挙区となる。下記は2005年に実施された第44回衆議院議員選挙の選挙結果である。
候補者氏名 得票数 所属会派 当落
甘利明 174,361 自由民主党 当選
土田龍司 88,170 民主党
近藤ともあき 22,907 日本共産党

経済


産業

特産・名産品
  • 吟醸 大和泉の森
  • 大和ワイン「巨峰の雫」
  • 湘南なし

姉妹都市・提携都市


国内

教育


小学校

公立 私立

中学校

公立 私立

高等学校

公立 私立

短期大学

隣接している自治体


東京都 神奈川県

マスコミ


放送事業者

ラジオ放送
= コミュニティ放送
=

交通


鉄道

路線バス

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事


名所・旧跡

  • シラカシ林(泉の森)
  • 引地台公園
  • つきみ野遺跡

祭り

  • 大和市民まつり(5月)
  • 神奈川大和阿波おどり(7月)

名産品

  • 日本酒「吟醸 泉の森」(いづみ橋
  • 赤ワイン「鶴舞の里」
  • 銘菓 さくら街道
  • 銘菓 大和っ子

著名な出身者


芸能

スポーツ

関連項目


外部リンク


神奈川県の市町村

Yamato,_Kanagawa | Yamato_(Kanagawa) | Yamoto_(Kanagawa) | Yamato_(Kanagawa)

 

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