| 多摩地域のデータ | ||
| 面積 | 1,159.88km² | |
| 総人口 | 4,078,104人 (2006年5月1日) | |
| ※人口は推計人口。 | ||
多摩地域(たまちいき)は、東京都の中部及び西部に位置する地域で、通常、東京都のうち特別区と島嶼を除いた地域を指す。三多摩(さんたま)、多摩地区(たまちく)、多摩地方(たまちほう)も同様の意味で使用される。 Map tokyo 3tama p01-01.png
ちなみにタクシー業界では武蔵野市と三鷹市が、路線バス業界ではこれに加えて調布市と狛江市が特別区扱いとなる。また通常「都内」という語は「東京都内」を指し多摩地域を含むが、特に特別区を指して「都内」と表現した場合それに対して多摩地域を「都下」と表現することもある。
明治時代に入ると多摩郡内の旧幕府・旗本領は韮山県・品川県などに組み入れられたが、川越藩領との移管も含めて各町村ごとの管轄の変遷は極めて錯綜している。1871年7月の廃藩置県後、同年11月に多摩郡は東京府と入間県に分割されることとなったが、当郡内が横浜に居留する外国人の遊歩区域に含まれるとの神奈川県知事陸奥宗光の上申により全域が神奈川県の所属となった。ただし、東部の中野村ほか31村(現在の中野区・杉並区)は1872年8月に再び東京府へ移管された。1878年11月に施行された郡区町村編制法により神奈川県管下の区域は3分割され西多摩郡、南多摩郡、北多摩郡に、東京府管下の区域は東多摩郡となった。
こののち多摩3郡は1893年に東京府へ移管されるが、この理由は当時、政府が将来の対清戦に備えての海軍力大増強予算を帝国議会で成立させるためだったと言われる。多摩地域は自由民権運動の中心的地域で、五日市憲法草案(同あきる野市)もこの地で生まれている。そしてこの時期には自由党の主要な勢力基盤であった。これは多摩住民に養蚕業を中心とした製造業者および、それを貿易都市横浜から輸出する流通業者が多く、軍事よりも産業振興を求める層だったからである。その結果かれらは自由党の戦闘組織である三多摩壮士団を結成して帝都で暴動を繰り広げていた。この過激で強烈な新興産業資本家層を壊滅させることを目的としての東京府移管であった。また府の水源地である玉川上水の管理上の必要性もあった。
なお東多摩郡(同中野区・同杉並区)は1896年南豊島郡との合併で豊多摩郡となり消滅した。それに前後して「武蔵県」構想・「多摩県」構想がもち上がった。これは、前者は東京府内の東京市以外、すなわち多摩3郡および豊多摩郡・北豊島郡・荏原郡・南足立郡・南葛飾郡をも含めて、また後者は多摩3郡のみで県を成すというもので、豊多摩郡内藤新宿町または1917年に東京府内では東京市に次いで市制を施行した八王子市に県庁を置こうとしたものである。
なお、この地域の主要幹線鉄道は明治から昭和初期にかけて完成している。甲武鉄道(現・JR中央線、1889年開通)、青梅鉄道(現・JR青梅線、1894年開通)、横浜鉄道(現・JR横浜線、1908年開通)、京王電気軌道(現・京王電鉄、1913年開通)、西武鉄道(1927年開通)、南武鉄道(現・JR南武線、1927年開通)、八高線(1931年開通)などである。
1943年に東京府と東京市を統合した形で東京都制が施行されたため、東京都の行政は特別区中心で多摩地域はなおざりにされているとの事から「三多摩格差」の言葉が生まれた。戦後のこの地域には、大規模な住宅団地や工業団地が進出し、南多摩地域の多摩丘陵には全国最大規模の多摩ニュータウンが建設された。このニュータウンの完成に合わせて、京王電鉄相模原線、小田急電鉄多摩線が開通した。また都心のキャンパスが手狭になった大学の移転も相次いだ。
1967年、全国2番目の高速道路として中央自動車道が開通した。この道路の初めての開通部分は調布インターチェンジ~八王子インターチェンジでいずれもこの地域内である。
この地域に不足している南北間の交通を補完する目的で、1998年には多摩都市モノレールが開通、また2002年に首都圏中央連絡自動車道東京都内部分が初めて開通し現在延伸中である。
| 市町村コード | 市名 | 成立 | 備考 | 地域(旧郡) |
|---|---|---|---|---|
| 13201 | 八王子市 | 1917年9月1日 | 南多摩地域 | |
| 13202 | 立川市 | 1940年12月1日 | 北多摩地域 | |
| 13203 | 武蔵野市 | 1947年11月3日 | ||
| 13204 | 三鷹市 | 1950年11月3日 | ||
| 13205 | 青梅市 | 1951年4月1日 | 西多摩地域 | |
| 13206 | 府中市 | 1954年4月1日 | 北多摩地域 | |
| 13207 | 昭島市 | 1954年5月1日 | ||
| 13208 | 調布市 | 1955年4月1日 | ||
| 13209 | 町田市 | 1958年2月1日 | 南多摩地域 | |
| 13210 | 小金井市 | 1958年10月1日 | 北多摩地域 | |
| 13211 | 小平市 | 1962年10月1日 | ||
| 13212 | 日野市 | 1963年11月3日 | 南多摩地域 | |
| 13213 | 東村山市 | 1964年4月1日 | 北多摩地域 | |
| 13214 | 国分寺市 | 1964年11月3日 | ||
| 13215 | 国立市 | 1967年1月1日 | ||
| (13216) | (田無市) | 1967年1月1日 | 現・西東京市 | |
| (13217) | (保谷市) | 1967年1月1日 | 現・西東京市 | |
| 13218 | 福生市 | 1970年7月1日 | 西多摩地域 | |
| 13219 | 狛江市 | 1970年10月1日 | 北多摩地域 | |
| 13220 | 東大和市 | 1970年10月1日 | ||
| 13221 | 清瀬市 | 1970年10月1日 | ||
| 13222 | 東久留米市 | 1970年10月1日 | ||
| 13223 | 武蔵村山市 | 1970年11月3日 | ||
| 13224 | 多摩市 | 1971年11月1日 | 南多摩地域 | |
| 13225 | 稲城市 | 1971年11月1日 | ||
| (13226) | (秋川市) | 1972年5月5日 | 現・あきる野市 | 西多摩地域 |
| 13227 | 羽村市 | 1991年11月1日 | ||
| 13228 | あきる野市 | 1995年9月1日 | ||
| 13229 | 西東京市 | 2001年1月21日 | 北多摩地域 |
| 市町村コード | 市名 | 成立 | 備考 | 郡 |
|---|---|---|---|---|
| 13303 | 瑞穂町 | 1940年11月10日 | 西多摩郡 | |
| 13305 | 日の出町 | 1974年6月1日 | ||
| (13306) | (五日市町) | 現・あきる野市 | ||
| 13307 | 檜原村 | |||
| 13308 | 奥多摩町 | 1955年4月1日 |
東京都 | 特別区 | 東京都の市町村 | 東京都の市町村 (廃止) | 東京都の郡 | 東京都の郡 (消滅) | 神奈川県