SSI-STS111-E-5647.jpg 国際宇宙ステーション(こくさいうちゅうステーション、International Space Station、略称ISS)は、2010年の完成を目指して、アメリカ、ロシア、日本、ヨーロッパ、カナダが協力して建設を進めている宇宙ステーションである。
地上から約400km離れた地球周回軌道上に浮かび、約90分で地球の周りを回りながら、地球や宇宙を観測し、また、宇宙環境を利用したさまざまな研究や実験を行うための巨大な有人施設である。
日本からもISSに実験モジュール「きぼう」が取り付けられ、各種実験を行う予定である。
一方、ソ連は「サリュート」に続く宇宙ステーション「ミール」による宇宙滞在を実現していたが、1991年末のソ連崩壊による混乱と財政難で、ミールは宇宙空間で劣化した。米国はロシアを取り込む目的もあって、アルファとミールを統合する計画を持ちかけたが、ロシアは新しいモジュールを打ち上げる意欲を示した為、完全な新型宇宙ステーションとしてISS計画が開始した。しかし、ISS計画ではロシアの発言力が非常に大きくなり、常時ロシア人飛行士が滞在することとなった為、日欧加飛行士の滞在期間や搭乗人数は増加しなかった。
1998年にロシアのモジュールが打ち上げられてISSの建設が開始されたが、2003年にスペースシャトル「コロンビア」の空中分解によって建設は実質中断し、その後の調整で建設規模が大幅に縮小し、米露はともかく、日欧加の飛行士がどれだけ滞在できるかは未知数となった。
ステーションはいくつかのモジュール及び要素で構成される:
すでに打ち上げられたもの
定期的な補給ミッションで使用
打ち上げ再開後シャトルによって打ち上げを予定
(listed in order of planned launch sequence)
プロトンロケットによる打ち上げを予定
待機またはキャンセル上の基本的な経過
他の主要なシステム
2005年7月26日午後11時39分(日本時間)に、事故後初のスペースシャトル打ち上げとなるディスカバリー号(STS-114)の打ち上げが行われ、ISS組立再開ミッション/LF-1が行われた。このミッションには、日本人宇宙飛行士野口聡一氏が参加した。
日本に関しても、事故前に国内の不景気のあおりを受け、予算が減らされた関係上、日本の実験モジュール「きぼう」に関しても数年遅らせることができないか、各国に打診しているところであった。
各国の国内情勢、その他事情なども絡み、最終的に組み立てが完了するのかは微妙である。
2005年8月31日 NASAが国際宇宙ステーションの計画を大幅に縮小することが発表された。理由は先にも述べたとおり、スペースシャトル打ち上げの延期で建設資材輸送のめどが立たないため。日本の実験モジュール「きぼう」も利用されないままになる可能性もでてきた。
一方、ロシアのソユーズ宇宙船は、人員輸送は1回につき、操縦者を含めて3名が上限であり、スペースシャトルに比べて、特に人員の輸送能力が劣る。
他に現用されている、軌道輸送手段としては、欧州宇宙機関、主導はフランスのアリアン・ロケット、日本のH-IIAロケットが存在しているが、いずれも無人宇宙飛行のみの経験で、スペースシャトルやソユーズロケットの代替にはなり得ない。
2003年10月15日の中国の有人宇宙飛行に刺激され、日本は小泉政権下において、統廃合後の新組織JAXAで2025年を目途に、再度有人宇宙飛行を目指す方針を打ち出した。しかし、まだ具体的な飛行計画を立てる段階には至っていない。
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