台地(だいち)とは、地形学用語のplateauやtablelandの、地質学用語のplatformeに対応する訳語である。
地形学においては平坦な頂上面を持つ卓状の高地という意味合いで用いられている。テーブルマウンテンや南米ギアナ高地ではテプイとも言われる。
一方、地質学では水平またはわずかな傾きをもった岩盤が大陸の広大な地域を占めているものを指している。
日本語に訳せばColorado Plateau はコロラド台地もしくはコロラド高原であるし、Deccan Plateauはデカン高原 であって、海抜高度や周辺地域との高度差(比高)だけから見れば山地に分類されてもおかしくない。
しかし日本の台地は主に洪積台地と呼ばれるもので規模が小さいため、標高はあまり高くなく、平野の要素として考えられることもある。
それらの土地は確かに、頂上面は平坦で崖線によって周囲の低地と区切られることから地形学用語のplateauの定義に当てはまってはいるものの、規模が小さく標高が概ね250m以下であって、山地というよりは平野の要素として考えられている。たとえば、日本の第四紀編年の模式地の一つである武蔵野台地の場合も最も高いところで海抜200m程度である。
また日本の台地の特徴として河岸段丘となっている場合が多く、段丘面を画する崖線下で湧水による水利が得られることがある。そのようなところでは古くから稲作が行われてきた。
江戸時代の新田開発により用水路が整備されるまでは、台地の高位面は近隣の村々の入会地である秣場(まぐさば)として利用されることが多かった。
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