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可変バルブ機構(かへんばるぶきこう)は、容積型内燃機関において吸気および排気もしくはその片方のバルブタイミング、位相、リフトもしくはその組み合わせを可変、および2つ以上あるバルブの1つを休止する機構である。

歴史


最初の可変バルブタイミング機構の実験はゼネラルモーターズによって行われた。GMは排気ガスを減少させるために吸気バルブによってスロットリングすることに興味を持っていた。このことは低負荷時にバルブのリフトを減少させて吸気速度を高く保ち、そのことによって混合気の細分化を狙っていた。GMは非常に低いバルブリフトによる困難に直面し、プロジェクトを放棄した。

最初の実用的なバルブリフトを増やす可変バルブタイミング機構はフィアットにより開発された。Giovanni Torazzaにより1970年代に開発されたシステムは、カムフォロワーの支点を油圧で変えた。油圧はエンジンの回転数と吸気圧によって変えられた。

  • アルファロメオが位相可変型の可変バルブを採用。
  • 日本において日産が位相可変型のNCVSを採用。
  • 1989年ホンダがカム乗換による可変バルブタイミングリフト機構、VTECを採用。

バリエーション


  • 位相変化型:現在、最も広く採用されている可変バルブ機構。初期には切り替えのみであったが後に連続可変型が登場し今日に至る。
  • リフト・イベント可変型:ホンダのVTECを代表して高性能型エンジンに採用される。
  • バルブ片閉じ型:ホンダのREVエンジン、三菱自動車のシリウスDASH3×2エンジンを筆頭にエンジンの高性能化を目標に採用された。後にホンダのVTEC-Eを代表にリーンバーンエンジンにも採用された。
  • 連続イベント可変型:BMWのバルブトロニックが代表である。連続位相可変型のVANOS(ヴァノス)と同時に使用されノンスロットル運転を実現されている。
  • 気筒休止型気筒休止エンジンに用いられる。吸排気バルブを閉じることによって低負荷時の効率を高める目的で使用される。キャディラックに採用されたのが初とされる。一時廃れたが、2006年現在では各社が採用している。

各社の名称


  • VTECi-VTEC、VTEC-E:ホンダにおける名称。各種のバリエーションが存在する。
  • MIVEC:三菱自動車における名称。VTECと同様に各種のバリエーションが存在する。
  • NEO VVL:日産自動車における名称。
  • VVT-i、VVTL-i:トヨタにおける名称。
  • バリオカム:ポルシェにおける名称。
  • VANOS、バルブトロニック:BMWの使う可変バルブ機構の名称。バルブトロニックはVANOSと同時に使用される。
  • VTC日立製作所(旧ユニシア、日立に吸収される)における名称。連続位相可変型である。ホンダに採用される。

エンジン | Variable valve timing | Distribución de válvulas

 

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