単性説(たんせいせつ、Monophysitism)あるいは単性論とはキリスト論において用いられたキリスト教用語で、イエス・キリストには神性のみが存在するという思想。語源はギリシャ語で1つを意味する「mono」と本性を意味する「Physis」という言葉である。カルケドン公会議で採択された、キリストは神性と人性という二つの本性を持つという立場(両性説)によって反駁された。
単純に単性論といっても三つの大きな流れがあった。
もともと単性説はネストリウス派の思想に対抗する形でエジプトを中心に盛んになったが、カルケドン公会議で退けられた。後に単性説の変形ともいうべき単意説の思想が起こった。これはもともと単性説とカルケドン派の立場を結びつけるために考え出されたものであったが、いくたびかは東ローマ帝国皇帝の支持を受けながらも結局退けられた。
現代も続く単性論教会としてあげられるのはシリア正教会、エジプトのコプト正教会、エチオピア正教会などである。
Monofyzitismus | Monophysitismus | Monophysitism | Monofisismo | Monophysisme | Monofisismo | המינות המונופיזיסטית | Monofysitisme | 단성설 | Monofysittisme | Monofizytyzm | Monofisismo | Монофиситы | Monofysitismi