北米植民地戦争(ほくべいしょくみんちせんそう)は、17世紀から18世紀にかけて植民地時代の北米大陸で行われた一連の抗争の総称であり、それぞれの植民地戦争は欧州における戦争に呼応する。一連の抗争はアメリカ合衆国でのみFrench and Indian Warsと総称されるが、後述のフレンチ・インディアン戦争と紛らわしいので、ここでは表記のタイトルとする。
北米での戦争にスペインやオランダが巻き込まれることもあったが、基本的にはイギリス、その植民地やインディアン同盟軍とフランス、その植民地やインディアン同盟軍が対立する構図であった。拡張する英仏の北米植民地は西部あるいは内陸地域の支配権をめぐって競合し、ヨーロッパで戦争が起きると必ず北米大陸に波及した。一連の北米植民地戦争は次の通り。
皮肉にも英国の圧倒的勝利はニューイングランド植民地の喪失を招いた。フランスの脅威がなくなると、ニューイングランド植民地は英国の軍事的保護をほとんど必要としなくなり、むしろ新たに獲得したカナダがニューイングランドから分離支配されたことに不満を抱くようになった。これが結局はアメリカ独立戦争となって爆発することになる。
またウィリアム3世によって開始された英仏の抗争はナポレオン戦争終結まで続き、第2次英仏百年戦争と呼ばれることもある。
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