出雲市(いずもし)は、島根県の中東部に位置する市。近隣の市町村合併で山陰地方で4番目の人口を抱えるに到った。
出雲大社の鳥居前町である。
地理
出雲平野が広がる。
歴史
旧出雲市は、出雲平野のほぼ真ん中にあるという地理的条件から
室町時代以来、物資の集散地となった今市町を中心として、周辺の村が合併して成立した市である。平成大合併で生まれた新出雲市は、当初かつて出雲平野とその後背地のすべてを占めていた旧簸川郡に属した全市町村が合併することを目指したが、斐川町を除いた合併となった。そのため市の東を流れる
一級河川・斐伊川が、隣接する
斐川町、
雲南市との境界になっている。
現在でも市の中心市街地を形成する今市・大津・塩冶などの古くは塩冶郷と呼ばれた地域には、肥沃な農業地帯を背景に
奈良・
平安時代からすでに有力な在庁官人が本拠をおいたと考えられる。そして、
鎌倉時代には、
出雲国守護・塩冶氏が本拠地とした。しかし、塩冶氏としての最後の
守護塩冶高貞(
塩冶判官)は
室町幕府執事
高師直によって滅ぼされた。
人形浄瑠璃、
歌舞伎の
仮名手本忠臣蔵では、
赤穂浪士事件を直接描けず、舞台を室町時代に変えてこの事件を描いているが、巷間に流布した塩冶高貞とその妻顔世御前、そして高師直にまつわる物語を芝居の発端として取り入れている。そして、
浅野内匠頭は、塩冶判官の名で登場することになっている。
江戸時代には、大部分が松江藩領だが、大社町に属する地域の一部は幕府より認められた
出雲大社領とされた。また、佐田町の一部は平安時代から続く京都・
石清水八幡宮領とされている。この時代、今市は発展し、出雲平野の特産品「雲州木綿」の集散地となり、
大正時代から昭和30年代にかけては大和紡績、グンゼ、鐘紡の工場がつくられ、繊維工業の町となった。
1993年に太田満保平田市長(当時)が四人将棋を考案した。
沿革
行政
- 市長 西尾理弘(にしお まさひろ)(前・旧出雲市長)(任期:2005年4月18日から2009年4月17日まで)
- 文部省を経て1995年4月に旧出雲市長に就任(合併まで3期10年務めた)
- 2005年4月17日に行われる新出雲市長選挙は4月10日に告示されたが、同氏以外に立候補者がなかったため、無投票で当選した。(現在1期目)
- 島根県出雲市出身 1941年10月19日生まれ
経済
産業
出雲製織(のち大和紡績)、郡是製糸、鐘淵紡績、長浜中核工業団地
漁業
- 小田漁港
- 湖陵漁港
- 大社漁港
- 宇竜漁港
- 鷺浦漁港
- 鵜峠漁港
- 猪目漁港
- 十六島漁港
- 釜浦漁港
- 塩津漁港
- 唯浦漁港
- 小伊津漁港
- 地合漁港
- 境川漁港
農業
姉妹都市・提携都市
国内
海外
地域
教育
中学校
- 出雲市立第一中学校
- 出雲市立第二中学校
- 出雲市立第三中学校
- 出雲市立河南中学校
- 出雲市立浜山中学校
- 出雲市立南中学校
- 出雲市立平田中学校
- 出雲市立旭丘中学校
- 出雲市立光中学校
- 出雲市立佐田中学校
- 出雲市立多伎中学校
- 出雲市立湖陵中学校
- 出雲市立湖陵中学校若松分校
- 出雲市立大社中学校
- 出雲北陵中学校
高等学校
大学・短期大学
隣接する自治体
出雲市は以下の自治体と隣接している。
交通
鉄道
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
出雲市出身の有名人
関連項目
その他
2005年3月22日の合併により、新・出雲市となる。このため、住所表記が以下の通り変更される。なお、大社町は合併にあわせて読み方が「たいしゃまち」から「たいしゃちょう」に変更される。また、大字は表示しない。
- 島根県出雲市○○ → 島根県出雲市○○
- 島根県平田市○○ → 島根県出雲市○○
- 島根県簸川郡△△町○○ → 島根県出雲市△△町○○
市外局番は、0853(20~99)となっている。
郵便物の集配は、以下の郵便局が行っている。
- 出雲郵便局:693-00xx、693-85xx、693-86xx、693-87xx
- 稗原郵便局:693-01xx
- 朝山郵便局:693-02xx
- 神西郵便局:699-08xx
- 平田郵便局:691-00xx、691-85xx、691-86xx、691-87xx
- 佐田郵便局:693-05xx
- 小田郵便局:699-09xx
- 大社郵便局:699-07xx
外部リンク
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