石器時代(せっきじだい)とは先史時代の区分のひとつで、人類が石材を用いて道具や武器をつくっていた時代を指す。
J.ラボックによって石器時代は2つに分割された。主に打製石器を使っていた時代を旧石器時代、磨製石器を使うようになった時代を新石器時代と呼ぶ。地質時代でいうと前者が更新世に属し、後者が完新世に属する。
この古典的な時代区分が、世界的に採用・適用されるようになり、新石器時代に、新たに土器の発明や農耕と牧畜の開始の要素が加えられた。しかし、研究が進むにしたがい、各地域では石器時代が多様に展開・発展していることが分かってきて、既述の要素が必ずしも当てはまらない地域も出てきた。そこで、打製石器と磨製石器との過渡期でどちらにも入らない時代を中石器時代とすることが提唱されている。
さらに、旧石器時代を、その時期に活躍した人類の種の区分により、前期旧石器時代・中期旧石器時代・後期旧石器時代の3期に分けている。
旧石器時代は、200万年前から紀元前1万年の間とされている。
猿人が石で道具を作り始めた時期である。打製石器という単純な石器を使用して狩猟・採集生活を営んでいた。
旧石器時代をさらに前期、中期、後期に区分する時代区分が行われる(但し地域によって前期・後期の2分法をとるべきとする研究者もいる)。
紀元前1万年~紀元前8000ないし6000年頃の期間で、氷河が後退しはじめ気候が温暖になったため植物が繁茂し、動物が増えるなど、人間が採集狩猟で食物を得やすくなった。日本列島においては、細石刃の出現が指標となる。
地域によって違うが、オリエントでは紀元前8000年頃に、中米やメソポタミアでは、紀元前6000年頃に始まった。この頃になると土器の使用、農耕や家畜の飼育が始まり、自給自足の生活へと変わっていったことから「新石器革命」とよぶことがある。しかし始まりの時期が違うように、生活様式は、地域で大分違っていた。例えば日本の縄文時代も新石器時代に位置づけられるが農耕や牧畜は存在しない(ただし、農耕については「縄文農耕」があったとする説がある)。
地質時代と石器時代の対応表
| 地質時代 | 石器時代 | 期間 | ||
|---|---|---|---|---|
| 第四紀 | 更新世 洪積世 |
旧石器時代 | 前期旧石器時代 | 約200万年前~ 約10万年前 |
| 中期旧石器時代 | 約9ないし7.5万年前~ 約3.5万年前 |
|||
| 後期旧石器時代 | 約3.5万年前~ 紀元前約1万年 |
|||
| 完新世 沖積世 |
中石器時代 | 紀元前1万年~ 紀元前8・6000年 |
||
| 新石器時代 | 紀元前8000年~ | |||
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