世界遺産(せかいいさん)とは、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて、世界遺産リストに登録された遺跡や景観そして自然など、人類が共有すべき普遍的な価値をもつものを指す。
※同名のテレビ番組は、世界遺産 (テレビ番組)を参照のこと。
1972年11月16日、ユネスコのパリ本部で開催された第17回ユネスコ総会で、世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)が満場一致で成立。1973年、アメリカ合衆国が第1番目に批准、締結。20ヶ国が条約締結した1975年に正式に発効した。
1978年に、アメリカのイエローストーンや、ガラパゴス諸島など12件(自然遺産4、文化遺産8)が第1号の世界遺産リスト登録を果たす。
日本は、先進国では最後の1992年に世界遺産条約を批准した。同年の9月に126番目の加盟国となった。
| 登録を求める地域の担当政府機関が候補地推薦・暫定リスト提出 | |
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| ユネスコ世界遺産委員会が評価依頼 | |
| ↓ | ↓ |
| 文化遺産候補は国際記念物遺跡会議(ICOMOS)が現地調査し報告 | 自然遺産候補は国際自然保護連合(IUCN)が現地調査し報告 |
| ↓ | ↓ |
| ユネスコ世界遺産委員会が登録推薦を判定 | |
| ↓ | |
| 世界遺産委員会で最終審議 | |
| ↓ | |
| 正式登録 | |
登録されるためには、世界的に普遍的な価値をもつことが前提となる。また、以下に示した世界遺産登録基準を、少なくとも1つは満たしていると判断される必要がある。また登録された後、将来にわたって継承していくための、保護や管理がなされていることも必要である。
登録後、保全状況を6年ごとに報告し、世界遺産委員会での再審査を受ける必要がある。
日本の場合、文化遺産候補は文化庁、自然遺産候補は環境省が主に担当する。これに文部科学省、国土交通省、林野庁などで構成される世界遺産条約関係省庁連絡会議で推薦物件が決定される。推薦物件は、暫定リストとして、外務省を通じユネスコに提出される。
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