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下位互換かいごかん)とは、先発する製品仕様に対して後発の製品が一定の互換性を提供しているために、下位製品でも使用可能である事。一般に後発製品は先発製品よりも技術的に優れていることが多い為、下位製品では新たに付加された機能を利用できない場合が多い。関連語としては上位互換がある。(下記参照)

概要


この工学的手法では、先発する製品が既に充分な普及を見せており、また消費者の買い替えが望めない場合に於いて、後発の製品が先発の製品に置き換わらなくても、後発の製品が提供する機能を使えるという物。主にコンピュータソフトウェア製品などで、後発の製品によって作成されたデータが、先発製品でも問題なく利用できるようにするために、先発の製品機能を持っている事を指す。

例を挙げれば、最新のワードプロセッサソフトウェアで文章を作成、これをファイルに保存する際に、旧来製品と互換性のあるファイル形式で保存する事で、相手先に最新のワープロソフトが無くても、問題なく開けるようにできるという機能である。基本的には上位互換とよく似た機能であるが、最新の製品で追加された機能が使えない。この事から、折角の製品機能を限定してしまう事に成るが、消費者としてみれば「相手側で利用できる事」が目的であるため、意図してそのような機能を利用する。

問題点

この機能による問題は、旧来製品を利用している消費者の買い替え需要を促進できない点である。しかし通信の目的に利用される物などでは、こちらが最新のソフトウェアやハードウェアを利用しているからといって、必ずしも相手側に同じ製品があるとは限らない。このために、機能的には少々不自由でも、下位互換機能を使わざるを得ない事がある。

下位互換機能を利用した場合、最新の製品で提供されている機能が利用できないという点で不自由を強いられる訳だが、中には新製品では改良されているが、旧来機能に「安全性の上で問題のある」といった欠点が含まれる場合がある。この場合、消費者は旧来製品の機能を利用する事で発生し得るデメリットに注意を払う必要が出る訳だが、最初から新製品を利用している側が、それに気付かずに居る場合もある。

関連項目


工学 | コンピュータアーキテクチャ

Backward compatibility | Retro konciliebla | Обратная совместимость

 

This article is licensed under the GNU Free Documentation License. It uses material from the "下位互換".

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