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ロードレースとは、ロードレース世界選手権 (MotoGP) を最高峰とする、オートバイによる舗装されたサーキットでのレースのこと。公営ギャンブルのオートレースとは別物。

海外、特にヨーロッパでは爆発的な人気を誇る。日本国内では人気も知名度も芳しくないが、世界選手権で活躍するバイクのほとんどは日本製である。

概要


基本的な競技の進行

ロードレースは、舗装されたコース(サーキットまたは公道を利用した特設コース)をレギュレーションで定められた距離または時間を周回し、チェッカーフラッグを受けた順に順位をつける。これを決勝レースという。

決勝レースのスタート順位を決定するために予選が行われる(例外あり)。予選は定められた時間の間に各ライダーが各々タイムアタックし、コース1周の自己ベストタイムが速い順に予選順位を決める方法が最もポピュラーである。ただ、鈴鹿8耐など一部のレースではライダーが一人ずつコースインし、1周または2周の単独タイムアタックを行い、そのタイムで順位を決定する大会もある。後者は一般に「スペシャルステージ」「スーパーポール」などと呼ばれる。

分類

ロードレースは大きく分けて、公道を走れないレース専用車両(レーサー)を用いるものと、公道を走ることを前提に作られた市販車を改造した車両を用いるプロダクションレースオフロード車両にロード用タイヤを履かせた車両を用いるスーパーモタードの3つに分類できる。

レース専用車両を用いるものは、現在までにGP50GP80GP125GP250GP350GP500MotoGPの7クラスが設けられたが、現在開催されているのはGP125、GP250、MotoGPの3クラスだけである。

最高峰にロードレース世界選手権(MotoGP・旧WGP)があり、他にヨーロッパ選手権、イタリア等ヨーロッパの国ごとの選手権、全日本選手権、アメリカ選手権等がある。 しかし3クラスとも開催するのは世界選手権だけであり、その他の地域ではGP125、GP250の2クラス開催がほとんどである。

プロダクションレースは現在、スーパーバイク(SB)、スーパースポーツ(SS)、スーパーストック(ST)等のクラスが主流となっている。この他に各国のレース事情に合わせて様々なクラスが存在する。日本においてはSPNKS-NKXフォーミュラ)などである。

プロダクションレースの最高峰はスーパーバイク世界選手権(WSB)であり、スーパースポーツ世界選手権(WSS)が併催される。 国別の選手権ではイギリス、アメリカ、日本が有名である。世界選手権同様SB・SS併催だが、全日本選手権だけはコスト削減のためSSより改造範囲の狭いSTクラスがSSに代わって開催される。

スーパーモタードはコースの一部にオフロード(未舗装)区間が設けられるため、厳密にロードレースに分類しにくい面もある。

最高峰はスーパーモト世界選手権、全日本選手権にMoto1オールスターズがある。また、発祥国のアメリカでも選手権が開催されている。

また、使用するマシン区分ではプロダクションレースになるが、耐久レース公道レースもヨーロッパでは盛んである。

耐久レースは2~4人のライダーがチームを組み、定められたレース距離または時間を走りきるレースであり、日本では鈴鹿8時間耐久ロードレース鈴鹿8耐)が有名である。海外の有名耐久レースにル・マン24時間(4輪とは別に開催)、ボルドール24時間がある。

公道レースはイギリスが中心であり、最も有名なのがイギリスのマン島で行われるマン島TTレースである。アジアではマカオGP(4輪と併催)がある。

主なロードレース一覧

= 世界選手権
= ロードレース世界選手権MotoGPGP250GP125

SBKスーパーバイク世界選手権スーパースポーツ世界選手権

FIM世界耐久選手権(鈴鹿8耐、ル・マン24時間等が組み込まれる)

スーパーモト世界選手権

= 全日本選手権
= 全日本ロードレース選手権JSB1000ST600GP250GP125GP-MONO

Moto1オールスターズMoto1Moto2

= その他の国別選手権
= アメリカ AMA選手権(AMA-SB、AMA-SS)

イギリス BSBブリティッシュスーパーバイク選手権、ブリティッシュスーパースポーツ選手権)

海外および日本での現状


ヨーロッパ

ヨーロッパはロードレース発祥の地であり、またオートバイの普及率も日本とは比較にならないほど高いためその人気は高く、ポピュラーなスポーツとして定着している。

近年最も人気が高い国がスペインである。元々人気はあったが1999年アレックス・クリヴィーレWGPGP500チャンピオン獲得で爆発的人気となった。1年で1カ国1GP開催が原則のMotoGP(旧WGP)を3回開催し、その全てが超満員・チケットは即完売という熱狂ぶりである。当然TV視聴率も高く、毎戦20~40%台を記録している。そのためMotoGPのスポンサーにはスペイン企業が名を連ねている。

現在MotoGPには多くのスペイン人ライダーが活躍しており、トップライダーはヒーロー的扱いを受ける。ドゥカティセテ・ジベルノーヤマハカルロス・チェカホンダダニエル・ペドロサ等がそれにあたる。

しかし2005年F1フェルナンド・アロンソチャンピオンに就いたことで、スペインではF1人気が急上昇していることも事実である。

また、スペインには若干劣るもののイタリアでの人気も相当なものがある。その原動力が2001~05年とMotoGP最高峰クラス5連覇中のヴァレンティーノ・ロッシである。イタリアのマスコミはロッシの一挙手一投足に注目し、週に最低1度はスポーツ誌の一面をロッシの記事が飾るほどの人気を誇る。

2003年に日本人MotoGPライダー加藤大治郎がレース中の事故で亡くなった時は、生前住んでいた町の通りに彼の名を冠して「加藤大治郎通り」として死を偲ぶなど、イタリアにおけるロードレースの社会的地位の高さがうかがえる。

レースカテゴリー (2輪) | オートバイ

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