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ルノー・エスパス (Renault Espace) は、フランスの自動車製造会社、ルノーの生産するミニバンMPV)である。

概要


ヨーロッパ初のミニバン(MPV)として1984年に発売され、その斬新なコンセプトとデザインから瞬く間にベストセラーとなった。

大元はマトラ社が、提携先のシムカ(後のタルボ)社のために、同社の小型バンを改装した多目的車「ランチョ(Rancho)」の後継車として提案し、親会社のプジョーグループが経済的事情から却下したモデルだった。マトラはライバル会社であるルノーにこの提案を行って経営陣の理解を得、生産が始まった(マトラが開発と生産に協力したのは3代目までで、現行4代目はルノー自社開発となっている。そのためか2003年にマトラは自動車生産から撤退した)。

その後、前述したようなヨーロッパ市場での成功を勝ち取り、1992年には初代のイメージを残したままフルモデルチェンジを行った。但し、サイズはかなり大型化し、全幅は初代の1,7m強から2m程度にまでなった。その後、1997年2003年にモデルチェンジを行っている。

4代目となる現行型は広い室内に7席のシートと多彩なシートアレンジを持ち、世界的権威をもつヨーロッパの衝突安全テスト「ユーロNCAP」において最高評価の5つ星を獲得しているなど、多彩な装備を誇り、実用性とともに安全性も高いのも売りである。しかし、いずれの世代のモデルも日本では正規輸入されていない。

バリエーション

エンジンはガソリンエンジンとディーゼルエンジンがあり、後者はいすゞ製である。全長を伸ばし荷室を広くしたグラン・エスパスも用意されており、ヨーロッパでは「MPVの王者」の異名を取っている。

エスパス F1

また、1994年にルノーとマトラの提携10周年を記念して「エスパス F1(Espace F1)」が製作され、出品された。ノーマルとの共通部分は骨格のみで、アルミやカーボンなどを使ったボディに変更され、エンジンはウィリアムズ・ルノーF1のV型10気筒RS3ユニットをミッドシップに搭載している。もちろんのことながら市販はされていない。

関連項目


外部リンク


自動車の車種 | ミニバン

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